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駆け足で来た夏|大人の夏休み|

この絵が何となく気に入って、文章を書きたくなってしまった。真っ赤なスイカは、まるで“夏”そのものみたいに見える。


一瞬で梅雨が終わり、あっという間に夏がきた。
私は初夏生まれということもあってか、四季の中でも“夏”が一等好きだ。
1年の中でも、5月から8月くらいまでは「私の無双ターン」だと勝手に認識している。


いつからこんなに“夏”が好きになったのか、これといったきっかけは覚えていない。
けれど、夏休みの存在は大きいと思う。
ふとRADWIMPSの「なんでもないや」の歌詞が浮かんだ。

君のいない 世界など 
夏休みのない 八月のよう
君のいない 世界など 
笑うことない サンタのよう


よくこんな例えを思いつくなぁと、ほとほと感心してしまう。RADWIMPSは個人的に夏に聴きたくなるナンバーが多くて、聴くと心のいちばん深いところがヒリヒリするのだ。その感じが、なんかいいんだよねぇ。

はて、何の話だっけ。
あぁ、夏が好きなのは夏休みがあるからって話だ。だってさ、夏休みがない夏なんて、ただの猛暑でしかないもの。ついでに蚊は出るし、テレビの特番は怖い話ばかりになるし、うっかり観ちゃったら夜トイレに行けなくなるし。きっとうんざりして、好きな季節ランキング最下位に転落してしまうと思う。

それらをひっくり返す、一発逆転のスーパーミラクルウルトラハイパー無双期間が“夏休み”ってわけ。そう考えるとすごいな、めちゃつよじゃん。


今年の夏休みは何をしよう。
そう考える時間が好きで、とてもわくわくする。お祭りや花火大会も少しずつ復活するみたいだし、2、3年ぶりに思いっきり夏を満喫できそうだ。


大人になり夏休み期間は短くなったけれど、短くなったからこそ1日1日を充実させたいと思う。
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、会いたい人に会い、見たい景色を見る。


お金も時間も選択も全部自分の自由にできるのは大人の特権だ。社会やら責任やらと引き換えに、私たちが得た権利なのだから、フル活用していこうじゃないか。私の夏は、私だけのものだ。ふっはっはっは。


とりあえず今夜は、細田守大先生の「時をかける少女」を観てイメージトレーニングする所存。(なんの?)

ここまで読んでくれてありがとう。

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