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#私を構成する5つのマンガ【日々のツイトレ】

※2020.3.23monのTwitterトレンドワードより


私はマンガが大好きです。

なんか、最近、同じようなことを書いた気がしますが。

そんな人間が5作品しか選べないなんて酷なことです。


このトレンドワードは、マンガコミュニティサービス「アル」が仕掛けたハッシュタグ。

自分で5つの漫画を選ぶと自動的に画像にしてくれて、Twitterにシェアできます。タイトルを選ぶだけなのが手軽でいいのです。

5つしか選べないなんて酷だと書きましたが、そのくらいの方が厳選した感があっていいのかもしれません。


日本国内では深夜から夕方までTwitterのトレンド1位を走り続け、世界トレンドでも1位を獲得しました。

みんなマンガ大好きなんですよね。

多くの著名人も参加し、さらに拡散するという流れに。


時間帯によっては、トレンドに多くの一世を風靡したマンガタイトルたちが一気にズラリと並びました。

『ONE PIECE』『鋼の錬金術師』『銀魂』『BLEACH』『金色のガッシュベル』『HUNTER×HUNTER』『ジョジョの奇妙な冒険』『進撃の巨人』『カードキャプターさくら』などなど……名作揃いです。

やはりジャンプ作品が多いようですが、TLを見てみると挙げられているマンガは年代もジャンルも様々です。


本棚はその人の趣味嗜好を如実に表します。ある意味恐ろしい自分語り。

ましてや「私を構成する」となると、かなり自分のルーツをたどることになるのではないかと思います。

とはいえ、そんな小難しいことなんか考えず、思いついた好きな漫画をサクサク選べば5作品並ぶはずです。


私は次の5作品を選んでみました。


『究極超人あ~る』ゆうきまさみ

『うる星やつら』高橋留美子

『神聖モテモテ王国』ながいけん

『ふしぎ遊戯』渡瀬悠宇

『ドラえもん』藤子不二雄


改めて思いました。

小学館、好きなんだな。


もちろん好きな漫画ではあるけれど、「私を構成する」となると違った重みがあります。

「構成する」ということは、単に「好き」というわけではなく、自分の体や精神を作り上げることに大きく影響したマンガであることが言えると思います。

音楽は、いろいろな場面でその人の気持ちに寄り添ってくれます。他のことをしている時にも音楽を聞きながら集中することもできるし、感情を爆発させるエネルギーにもなったりします。音楽を聞くだけで、その時の場面や心境が鮮やかに蘇るのは、音楽を介して五感をつなげてくれているからです。

しかし、マンガをはじめ小説や映画などは、ながらではなく、その作品に入り込みます。そこで流れていたから、という理由で好きにはならないのではないでしょうか。きっかけにはなるかもしれませんが、シチュエーションよりも、その時に置かれた自身の環境が作品を印象づけるのではないでしょうか。だから、シーンを思い出すというよりも、あの頃はこうだった、という思い出につながります。


昔ならマンガが連載されていた年代で、ある程度の時代は特定できましたが、今は過去の多くの名作がアーカイブ化され、書店などには大量の本が並びます。ブックオフやフリマアプリなどで中古の流通も盛んです。

今の時代、親の世代からマンガがあり、生まれた時から家に多くのマンガがあるという人もいるでしょう。

家族の影響は大きい……特に兄や姉の影響は。

同性の兄弟姉妹ならいいですが、性別の違う兄と姉の影響は少しタチが悪いです。


そういう意味では、自分の意思で買った初めてのマンガは格別。

本が割れてしまうほど読み込んだマンガ。初恋の子から勧められたマンガ。オタクになるきっかけをくれたマンガ。同人誌を作るほどドハマリするほど好きなマンガ。岐路に立ったときに背中を押してくれたマンガ。いろいろあります。


「大事なことはぜんぶ、漫画から教わった」

CSフジテレビONEで放送されているケンドーコバヤシさんが漫画家にインタビューする番組『漫道コバヤシ』の冒頭のお言葉ですが、強ち間違っていない気がします。


時代の流行りはありますが、そんなことは関係なく名作は名作です。

そして、思い出のマンガは世の評価など関係なく、自分の中の名作であることはずっと変わりません。

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