柴田あずさ

FM各局のラジオパーソナリティを経ていつの間にやら映画番組がきっかけで日米映画製作脚本…

柴田あずさ

FM各局のラジオパーソナリティを経ていつの間にやら映画番組がきっかけで日米映画製作脚本、翻訳 コーディネートに加わる。映画紹介コメントなども。現在オンラインメディア「マイファイ」https://my5years.net/lifestyle/movie01/ で🎞️連載中。

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    公開前の話題映画や、公開中、私自身が製作に関わった大好きな作品をご紹介🎬します!1

最近の記事

「至福のレストラン 三つ星トロワグロ」

「食」は心もお腹も満たしてくれる最高の癒し。 今回ご紹介する映画は、三つ星フレンチ「トロワグロ」を舞台にしたドキュメンタリー・フィルム。このレストランはフランスのウーシュに佇む豊かな自然に囲まれた場所にあり、美食家たちも夢見る場所だそう。是非、この作品で映画旅行をした気分になってくださいませ。 何とこの映画、上映時間は240分!すごく長編作品なのですが、アカデミー賞名誉賞受賞監督は飽きを感じさせることなく、ものがたりを料理をしてくれています!実在するレストランを描いたこの作

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      Fly me to the moon

      昨日は遅ればせながら「Fly me to the moon」を観てきました。 https://www.flymetothemoon.jp Mmmmm…あの月面着陸は実は「嘘」だったのではないか?なんてウワサから出来たストーリー。 ジャンルはロマコメなんですね。スカーレット・ヨハンソンは相変わらずのキュンっボンっなスタイルでしたが、共演するチャニング・テータムは洋服を着ていたせいかいまいちな魅力?「Magic Mike」の印象が強すぎたのかな? スカヨハのご主人、SNLのコメディアン、コリン・ジャストもチラリと出演。 監督はグレッグ・ベルランティ。 ただ1960年代の背景がお好きな方は十分に楽しめると個人的に思います! ファッションはジャッキー・オナシススタイルがケネディ大統領亡き後もカラフルに展開されていた様子ですし、クレージュやパコ・ラバンヌはロシアとの宇宙開発戦争という時代の背景からスペース・エージなんて言われるファッションを流行らせた時だったよい。 車好きにはこの時代のデザインもクルのでは?当時のカマロ、1980年代初頭まで高級ブランド車として売られていたリンカーン・コンチネンタルに続きオールズモビルとまだ燃費がかなりかかる車に乗っていたんですね。クラシックなスタイルが魅力的でした。 リアル感もかなりあり、NASAがフロリダのケープケネディでの撮影をOKしたり、アポロ11号月面着陸を中継していたCBS Evening Newsのニュースアンカーマンであり、最も有名なキャスターWalter Cronkiteがメガネを外して涙を拭いたあの瞬間の実際のライブフッテージが使われていました。勿論、ニール・アームストロングが1969年7月20日月面に降り立った際に発したセリフと映像も当時のTVからの本物のフッテージ。 「Houston, Tranquility Base here. The Eagle has landed.」や 「That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind」にも震えが来るほど感動しました。それだけ観るだけでも十分な価値のある作品だったと思います。 Woody HarrelsonがミステリアスなNASAの人間として登場しますが、やはり彼はWeedy Harrelsonでいてほしかったなー🤣エンディングはそんなテイストをちょっとだけ見せてくれます。 ということで、感想はWalter Cronkite氏のキャッチフレーズで締めます。         "And that's the way it is".

      • 映画「PERFECT DAYS」から学んだ「間」

        最近は年齢に伴って観る映画の傾向が変わってきました。スローダウンしてきました。 あと何故か「間」っていうものにこだわるようになってきました。 若い時は1日2〜3本試写に行っていましたが、今は生きているうちに後、何本の良い映画に 出逢えるのだろう?とかも考えてしまいます。 それは別として、 「間」というのは映画とか舞台でも本当に大切。 以前も北野武監督の「間」の記事を書きましたが、今回の「間」は映像に使われる音楽。 映像を観ていて流れてくる音楽とのバランスが見事に美しくて、

        • 「哀れなるものたち」

          今年のアカデミー賞で5部門を受賞したヨルゴス・モンラティス監督の「哀れなるものたち」を観てきました。あの容赦ないエグさが大好きで「ロブスター」「聖なる鹿殺し」「女王陛下のお気に入り」の次とあり期待して見にいってきました!周りの評価も凄かったのですが、私個人としてはイマイチでした。多分、ストーリーの途中から事実が徐々にわかってくるというミステリアスさがなかったからかも。カズオ・イシグロの「私を離さないで」みたいなエグい展開。 次回作はモランティス監督は韓国映画が公開とか。エグい

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          映画「首」から学んだ『間』

          遅ればせながら、昨日はNY時代の幼馴染と北野武監督の「首」を鑑賞。 最後に2人で観に行った映画は1979年アメリカで夏に公開された007シリーズ第11作目「Moonraker」という事実に驚愕し2人で大爆笑! 44年前…って、、皺も増えるわけですわ。 44年経った今、友にとっては英語の方が楽みたい。 私自身にとっても時に英語の方が表現しやすい時もあります。 なんせ私は、日本語の教育は中学一年生までというトホホなレベル。 後は大学卒業後もほぼ日本語そして英語の世界で過ごしてい

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          「ブレット・トレイン」

          あっという間に9月ですね! そんな今日から公開中の伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を映画化したブラッド•ピット主演の映画「ブレット•トレイン」。 先に小説を読んだ私はビックリ。 小説も新幹線並みの速さと緊張感と供に読めたけど、映画はかなり痛快で明るいファンキー‼️なクライムアクション•スリラーになっています。 監督デビッド・リーチ感(「アトミック・ブロンド」,「デッドプール2などなど)が含まれていて笑えました🤣 ※それにしても新幹線のトイレの吸引力は凄い。あのシーンだけ中川家の弟にやってほしかった(独り言) https://m.youtube.com/watch?v=0IOsk2Vlc4o

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          「ブレットトレイン」小説が先?ーそれとも映画優先派?

          おはようございます! 皆さんは小説が映画化されるって聞いた時、先に本を読んじゃう方?それか、じっと映画公開を待つタイプ? 私は、小説に思わず先に手が出ちゃう方。 真の映画ファンじゃないのかなぁ? 9月1日に公開される作家・伊坂幸太郎による「殺し屋シリーズ」の第2作「マリアビートル」を、「デッドプール2」のデビッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演でハリウッド映画化したクライムアクション「ブレットトレイン」。 原作は結構 分厚かったんだけど凄いスピード感溢れる作品であっとい

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          ブラピとジョニデ

          最近のハリウッド映画で期待している一本、というと近いところで来月公開のブラピ主演の「ブレット・トレイン」ですが、あとはあまり頭に浮かばないなぁ。 映画ではありませんが、ジョニデとアンバー・ハードの離婚裁判が一番面白かったかも?笑。 最後まで観てしまいました。 ジョニー・デップは現在、新作を既に撮影中だそうですが、次なる挑戦は映画監督とか。監督としては25年ぶりだそうで、画家アメデオ・モディリアーニの人生を描く作品「モディリアーニ」。制作陣にはアル・パチーノの名前も‼️ こ

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          男性にも是非『グロリアス 世界を動かした女たち』を!

          現代も女性に対する対応は変わっていないとも言える。セクハラなんて言葉が生まれたのもこの時代(60年代ラストから70年代初期)。 上映中の「グロリアス 世界を動かした女たち」は男性にも観ていただきたいな。   Bravo Glorias👏 アリシア•ヴィキャンデル、ジュリアン•ムーア他。 監督:ジュリー•テイモア https://movie.kinocinema.jp/works/theglorias #アリシアヴィキャンデル #ジュリアンムーア

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          R I P 渡辺裕之さん 映画「エヴァリー」

          R I P Hiroyuki Watanabe san サルマ•ハエックとの共演映画 エヴァリー予告編 https://m.youtube.com/watch?v=145q8mFh9y0 #渡辺裕之 #サルマハエック #everly #salmahayeck #hiroyukiwatanabe

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          「カモン カモン」

          なんて優しい、心が暖まる映画だろう。 今、起きている戦争、コロナ、自分の周りのこと...を、忘れさせてくれた作品でした。 公開中の「カモン カモン』は2021年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はマイク・ミルズ、主演はホアキン・フェニッス。前編白黒作品です。  https://happinet-phantom.com/cmoncmon/ #ホアキンフェニックス #マイクミルズ

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          「キャスティング・ディレクター」

          こちらは公開中の映画「キャスティング・ディレクター」 トム・ドナヒュー監督の2012年アメリカのドキュメンタリー映画。 ハリウッド映画の初期はなんと作品でも、もっとも大切なキャスティング•ディレクターという仕事が注目されていなかったそう。 マリオン・ドハティはその先駆者。未だにキャスティング•バイなどと企画書に記されることが多いとか。 しかし、彼女の存在がなければ今までの名作も変わっていたかも? それまでは役に合うルックスなどが役者を選ぶ基準だったようですが、 彼女は役者の外見や演技力だけではなく、その奥にある深い人間性までも引き出す事が出来る人物だったんですね。  マリオンは公開の前の年に亡くなってしまいましたが、大物役者やディレクター、名作映画の秘話も描かれているので、興味のある方は是非に! キャスティング・ディレクターには、今もアカデミー賞の受賞部門が無いそう... https://casting-director.jp/ #マリオンドハティ #キャスティングディレクター #トムドナヒュー

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          「マリー・ミー!」4.22公開

          年齢が50’sになってから、もうロマコン映画は紹介しない!年齢相応に過ごして行こうなんて思っていたのですが、これは思わず観てしまった作品❤️しかもグッときてしまいました。 4月22日(金)から公開のボビー・クロスビーのグラフィックノベルを原作に、「ウソはホントの恋のはじまり」のカット・コイロが監督を務めた「マリー・ミー」。 ストーリーはアンリアルな状況ではあるけれど、その後の二人の恋愛の展開に一気に最後までドキドキしながら観てしまいました。 Owen WilsonもJennifer Lopezもまだまだ自分世代の俳優兼シンガーだし、プライベートではJ.LoはBen Affleckと20年以来の復縁?!なんてことでもメディアでは大注目! 当時は「Beniffer」なんて二人の呼び名も流行ってましたよね。 来週末は是非、この作品をお勧めします!久々の素敵な恋愛映画。たまにはいかがでしょう?J.Loが披露するパーフォーマンスも輝いています✨ 「マリー・ミー」 https://www.universalpictures.jp/micro/marry-me #J.Lo #owenwilson #katcoiro #acaseofyou #ウソはホントの恋のはじまり

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          「ポゼッサー」

          ホラー映画🎬ファンの皆様、 クローネンバーグの息子、ブランドン・クローネンバーグがやらかしましたよーっ😱 「ポゼッサー」公開中‼️ 私は前作の「アンチヴァイラル」(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが美しすぎ)が好きだったんで、かなり期待をしていた今作。ちょーっとエゲツないなぁと思いながらも、観ている私が崩壊しそうになりました。 オープニングからやられました… 予告編です。 https://possessor2022.com #ポゼッサー #ブランドンクローネンバーグ

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          「ブルー・バイユー」

          泣かない人はいない... 久々に号泣した一本 https://www.universalpictures.jp/micro/blue-bayou

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          「フレンチ・ディスパッチ」

          公開中の「フレンチ・ディスパッチ」by ウェス・アンダーソン監督。映像は最高に美しい❣️クラシックな「LIFE」マガジンを眺めているかのようにうっとり🥰白黒からヴヴィッドなシーンに変わり、アニメまでのシーンなど溜息が出てしまいます。 が、 前作の「犬ヶ島」や「グランド・ブダペスト・ホテル」を期待しちゃうとOuch!って気になってしまうかも。個人的には豪華キャストの中に愛しのティモシー・シャラメがいたので楽しめましたわ😍 こちらが予告編です。 https://searchli

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