【愛&スピリチュアル】未熟な自分を包み込んでくれる存在

こんばんは。
あなたには、自分がどんな時も支えてくれる、認めてくれる、励ましてくれる存在がいますか。


私にも、家族だったり大切な人だったり、一緒に暮らす7匹の猫たちだったり、少なからずいつも応援してくれる存在があります。
本当にありがたく、尊く、大切な存在です。


そして、その大事な存在とはまた別に、私には強力なサポーターがいます。
そう、あなたにも誰にでも必ずついている、最強のサポーター、それが自分自身(あなた自身)です。


私は、昔から自分に自信がなく、自分が大嫌いでした。
しかも、幼稚園生くらいから20代まで、ずっとです。
「自己主張できず、お友達にいじめられてしまうから自分が嫌い」、「お友達の輪にうまく入れないから自分が嫌い」、「容姿が嫌い」、「勉強や仕事ができないから嫌い」、「自分にはあれもできないし、これもできないから嫌い」、「なにをしてもうまくいかないから嫌い」・・・


とにかく、なにかにつけて自分に大きなバツをつけて、自分自身をないがしろにして生きていていたふしがあった気がします。


しかし、ある日、私が寝ている(まどろんでいる)と、夢に、一人のおばあちゃんが出てきました。
そのおばあちゃんは、私の二人の実のおばあちゃんとはまた違うし、全く知らないようなおばあちゃんでもない、どこか懐かしさを感じるおばあちゃんでした。


そして、そのおばあちゃんは、ずっと微笑みながら、何も言わずに私を見ていました。


・・・あのおばあちゃんは誰だったんだろう。
夢から覚めた後も少し気になっていました。


その出来事から何日か経った時、ふと考えました。
多分、あのおばあちゃんは、未来の私自身なのではないかという気がしてきたのです。


それからというもの、私はいつも自分自身を、ちょっとだけ高いところ、斜めうえのほうから、100歳のおばあちゃんになった自分になってみるようになりました。


すると、これまで自分が大嫌いでしょうがなかった心境に少しだけ変化がありました。


何かを失敗して恥をかいたとしても、何かうまくいかなくても、100歳になったおばあちゃんの自分からしたら、私自身がそれらに対して藻掻いて生きている姿が、なぜかとても愛おしく、微笑ましく、健気に見えるようになったのです。


100歳の自分からしたら、30歳の自分なんて、まだまだひよっこ。
100歳の自分からしたら、32歳の自分なんて、そんな失敗をしても当たり前。
100歳の自分からしたら、35歳の自分を見てとても微笑ましく見ているんだろうな、といった具合にです。


そういう風に、ものすごく歳を重ねたおばあちゃんになって、自分を俯瞰して見られるようになりました。


もちろん、今でも自分の失敗を悔やみ、愚かさに苦しむことは数え切れぬほどあります。
しかし、そんなことさえも、100歳の自分からしたら、長い人生の物語の一頁に過ぎない。


もし、あなたも自分に自信がなくて落ち込んだり、日々の頑張りを誰にもわかってもらえないと感じたり、自分のことが嫌になってしまうときは、一瞬でも良いので、100歳のおばあちゃんの自分や、100歳のおじいちゃんの自分になって、今の自分を愛おしく見守ってあげてみてください。


幾分か、あなたの未熟な部分が、不完全でも一生懸命にもがく自分がいとおしくなるはずです。
自分自身が、生まれた時から命尽きる瞬間まで、常に自分と一緒に生きてくれるパートナーです。


*今日のひとこと*
大切な人や家族、ペットのことは誰でも愛おしく思えるはず。
なので、その愛おしさを、たまには自分自身にも向けてみてくださいね。
きっと、すごく優しくて素敵な感覚が待っていると思います。






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