【ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園】バラ園を見に行く(2023.5.14)

2023年5月16日 12:58

はじめに

　ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園はワイナリーが点在しぶどう畑の広がる甲州市勝沼町等々力地区にあります。この時期はバラがたいへん見ごろとなっています。
　1996年(平成8年)にオープンした花とハーブをテーマにしたいわゆる観光施設、観光庭園です。そのようなわけで、本稿につきましては、いわゆる見物記の体裁となっております。

　ハーブ庭園旅日記には、富士河口湖町にある富士河口湖庭園もあります。こちらのほうが、富士山にも近く県外観光客はご存じの方が多いのではないでしょうか。
　こちらの運営企業は、もともとは宝石の販売をしていた企業のようでして富士山の近く鳴沢村の指定管理者として、なるさわ富士山博物館の運営もしています。

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ハーブ庭園旅日記・勝沼庭園

　国道411号線沿いにあります。周囲はぶどう畑と観光ぶどう園、ワイナリーがあります。夏から秋のぶどう狩りやワインシーズンにたいへん賑わうエリアです。

　大型バスが何台も止められる広い駐車場です。舗装も建物と同じベージュで統一感があります。
　入場は無料です。その代わりといっては何ですが、観光地にありがちなセールスが付き物です。

　正面ゲートには、大きな石に彫ったロゴ看板があります。

　30,000平方メートルの広さという園内はヨーロッパ風です。すぐに小さな広場があります。ちょうど母の日でしたので、カーネーションの鉢で富士山を模ったオブジェがお出迎えです。画像は人が入らないように撮影しています。

　ポールのように見えるのは、セルフタイマー用のカメラスタンドです。至る所にあります。

　案内板で位置を確認します。右手に通年楽しめる大温室があります。この時期の有名なローズガーデン(バラ園)は右寄り奥です。

　どこも花いっぱいです。

　少し早いですが、アジサイも咲いています。

ローズガーデン(バラ園)

　庭内の奥にバラ園があります。バラのアーチがあります。

　アーチの内側です。それほどは驚きませんが、中に進みガーデンに入ると・・・。

　見頃のバラたちです。1000平方メートルに250種類500株のバラが植えられているそうです。6月まで楽しめます。

　スタッフの方がいて伺うと、今年の話題は新品種でドレッシーという純白のバラです。笛吹市石和町のコマツガーデンが開発したもので、「国際香りのばら新品種コンクール」にて銀賞輝いたそうです。昨年定植したのでまだ小さい株ですが、香りがしっかりします。

　濃いピンクの大輪のバラはパローレです。

　紫色で香りの強いバラ、ディオレサンスです。

　鮮やかなピンクはファーストブラッシュです。

　クリーム色のバラ、重なり具合から和音というそうです。

　ジャルダンドゥランスは、サーモンピンクのような色です。一度にたくさんの花をつけます。

　少し小さいピンク色でつるバラの仲間、バレリーナ。

　中近東からウイグルにかけて原産のラルサバビロンです。

　橙色の八重咲きはレディオブシャーロットです。

　明るい朱色です。たくさん花をつける品種のサラバンドです。

　とにかくたくさんの品種でいっぱいです。有名なプリンセスミチコはあいにく職人が手入れをしており撮影できませんでした。

ショップ

　バラ園から戻ってきます。鯉の泳ぐ池の向こうに見える建物は物販がメインの建物です。

　ショップではハーブグッズなどを売っていますが、コスメショップのようだと思ったらハーブ入りの化粧水や石鹸をおすすめされます。ネット検索でも画面に「ハーブ庭園旅日記」と入力すると「化粧水」と候補が上がるのでもう有名です。
　筆者が訪れたときはバスツアーのみなさんを相手にスタッフが慣れたトークで販売をしていました。