売ってばかりではいられない、の巻
ふぅ、これから世界はどうなっていくのかしら…
と、誰しもがふと世界の閉塞感に不安にかられるここ最近。
地球温暖化による気候変化はめまぐるしく、世界中でエクストリームな天候による被害が出ています。
そして日本に於ける政治屋の理不尽さ。これは今に始まった事ではないし世界を見ればもっとありえない政治の世界もあるけれど、物価は上昇しっぱなしなのに収入は増えないやら、コロナがあけたら戦争が始まるなんて誰が想像したでしょう!
コロナの後はきっと良いことがあるって思っていたのにね…
私は企業内でデザイナーをさせてもらっていましたがコロナで工場が閉鎖になり、自分でジュエリーをつくって自分で販売するようになってから「社会の役に立っているのだろうか…」という漠然とした焦燥感と不安の中にいました。
それもあって、ねこモチーフのジュエリーを作り売上の一部を沖縄の保護猫活動に活用させてもらうようになりました。
コロナ後は特に物が売れなくなり、市場はワークショップなのどの体験型へ移り、さらに時消費と言われるライブなどの「今この瞬間にしか体験できないこと」へと変化。
モノを作って売るだけの時代から大きく移り変わっています。
わたしは個人で細々と製作していますので市場にあわせて出来ることは限られていますが以前よりもちゃんと「何をしたらお客様が喜んでくれるのかなー?」を考えるようになりました。職人的思考はついつい「作る」ことにばかりフォーカスしてしまいます。モノにばかり目がいってその向こうにいるお客様が見えていないんです。ほんとに…
私の場合は「和服でも洋服でも使えるフレキシブルな帯留」を作っていますが、そもそも着物を着る層が少ないニッチな部門。
沖縄県は日本で最も染織が盛んな地域でありながら、高温多湿な気候のため琉装という独自の衣服がありました。しかしイマドキ琉装で過ごす人はいないし、和服は歴史的背景もあり受け入れられない過去もあったのです。
このままだと着物を着る人がどんどん減って染織の文化も先細りではないか…という悲しみもあり着物を着る人を増やしていこう!と、一念発起。
着付講師の勉強もしましたが、さらに古物商許可証も取得したので併せてアンティーク着物も販売できるんです(^o^)
⚫︎着物に興味があるけどどう始めていいのかわからない。
⚫︎着物ってどこで買ったらいいの?呉服屋さんはちょっと怖い!
⚫︎中古で買いたいけど、知識がないから心配!
⚫︎着るかわからないのにいきなり高い着物は買えないよ〜
などなどのお悩みにお応えしたいと思います。そして、着物には帯留や根付、かんざしなどのかわいい小物があるんだよ〜ということも知ってもらいたい!!!
着付+着物販売+帯留販売
という体制になります。
ビジネスの才能がないわたしなりに考えてみた結果で、新しいことをはじめるのは弱気になるし勇気がいりますが大好きなことなのでがんばります。
そして、どうしたら着物を生活に取り入れて長くお付き合いしていけるかも大事なお伝えポイントです。着物ライフを楽しむためには着れるようになってお出かけできるようになることが大事ですよね!とことんお付き合いいたします。
昨日最終回だった「団地のふたり」の最後に着物姿のお二人がでてきて、とっても可愛くて、勇気をもらいました♪
やっぱり着物ってかわいいよね〜!!日本人はお洋服着るより絶対かわいいよ。(心の声)