【M&Aアドバイザー直伝】スモールM&A特有のチェンジオブコントロール(COC)条項のポイント
【重要】スモールM&A特有のチェンジオブコントロール(COC)条項のポイント
チェンジオブコントロール(Change of Control-COC)条項とは、M&Aなどの理由により、契約当事者のどちらかで経営権の移転が生じた場合、商取引契約の内容に何らかの制限や、契約の解除事由が発生したり、契約の相手方に対して経営権の移転について、事前または事後に、通知や承諾を得なければならないという条項のことです。
M&Aにおけるチェンジオブコントロール(COC)条項は、一般の方には馴染みがなく難しいということもあり、今回は基本的なポイントに焦点を絞って解説しましたが、かなり重要な話です。
なぜならば、買い手の買収動機として、売り手企業の「あのノウハウが欲しい」とか「この取引先との伝手が欲しい」などをメインにしていたら、チェンジオブコントロール(COC)条項が邪魔をして、契約を解除された場合、せっかく苦労して成約したM&Aが台無しになる可能性があるからです。
これってとっても怖い話ですね。
では、売り手には全く関係がないのかと言えば、そういう話でもありません。
重要取引の契約書を開示漏れがあったり、買い手やデューデリジェンス(買収監査)の監査人に情報提供を怠れば、後々トラブルや損害賠償請求を受ける可能性もあります。
そういったこともあり、今回のテーマは買い手だけではなく売り手にもしっかり押さえて欲しい部分です。
ということで、今回は「【重要】スモールM&A特有のチェンジオブコントロール(COC)条項のポイント」を解説していきます!
★今回、読んでいただきたい方は以下のような方です!
チェンジオブコントロール(COC)条項についての理解を深めたい方!
★読むことで得られる効果!
チェンジオブコントロール(COC)条項についてのトラブルを未然に防ぐことが可能となります!
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【M&Aアドバイザー直伝】スモールM&A特有のチェンジオブコントロール(COC)条項のポイント
では、スモールM&A特有のチェンジオブコントロール(COC)条項のポイントを伝授していきましょう!
今回解説するポイントは以下の2つです!
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