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スモールM&Aにおける売り手の5つのメリット

スモールM&Aにおける売り手のメリットを解説致します。

✅①会社や事業を継続できる

小規模事業や個人事業であっても廃業してしまうと、周りへの影響は少なからず出てしまいます。得意先、取引先への影響も大きいですが、特に従業員は新たな職場を探さなければなりません。

✅②赤字や債務超過でも売却可能

赤字や債務超過など財務的にマイナスな側面があったとしても、スモールM&Aにおいて、譲渡契約が成立することは珍しいことではありません。

むしろ経営手腕のある代表者が購入し、経営立て直しに成功するケースも怏々としてあるのです。

購入の動機は何も、儲かっているからだけとは限らないのです。

つまり、人員確保や、販路拡大、多角化戦略などのシナジー効果を検討材料としている買い手候補も多くいるということです。

また、借入時の個人保証も肩代わりしてもらえるケースもあります。

重要なのは経営状態が悪いから絶対に売却なんてできないとご自分で判断しないことです。

✅③廃業コストがかからない

事業を廃業する際は廃業コストがかかります。

中小企業、個人事業であっても数百万円かかる場合があります。

しかし、事業の売却が無事に済めば廃業コストをかけることなく引退することが可能になります。

✅④売却代金、創業者利益の獲得

上記でも述べた通り、廃業コストをかけずに引退できるわけですが、それにプラスして、売却代金を手にすることができます。

事業を閉める(実際は引退する)と同時にコストがかからず、逆に退職金がもらえるというイメージです。

また、起業家であれば、IPOを果たすことは叶わなかったものの、財務内容がいい場合、売却することによる創業者利益が得られます

そして、その創業者利益を利用し新たなビジネスを立ち上げることも可能です。

✅⑤通常のM&Aよりも成約までの期間が短い

スモールM&Aとはその名のとおり、通常のM&Aよりも規模の小さいM&Aです。

買収後の計画も立てやすいので、買い手側にとっても買収可否の意思決定を早く下せます。早い場合、半年かからず成約することもあります。

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