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[エッセイ]【‘‘読書感想文のコツ’’】

-140文字でまとめる、Twitter・noteの読書感想術-

本を読み、それをSNSや読書ノートなどにまとめる際、どうしても上手くまとまらない、読んだ内容を何故だか言語化出来ないということは、読書感想をまとめる上で大きな壁になってくるものなのではないかと思います。
私がTwitterやnoteなどに読んだ本の感想を書くことで、一番大切にしていることはただ一つです。

それは、全体を通して思ったこと、感じたこと、考えたことなどの感想を大雑把には書かないこと。
つまりは、長くは書かない。
Twitterなら、140文字、限界まで書く。
noteなら、400字から長くても800字程度を目安に書こうと制約を設けることです。

感想を書いていると、全体を通して読んだ本の話の筋についての文章を書いてしまいがちではありますが、そうすると自分が書いた文章が曖昧で、読み手の人たちから見れば、この人は何が言いたいんだろうと純粋に思ってしまいます。
そうならない為には、自分が特に読んだ一文や表現に付箋紙を貼ったり、メモにページ数だけでもメモ書きすることをオススメします。
付箋紙を貼ったり、メモ書きしたところを後で読み返し、特にこの一文は良かった、この表現の言い回しが良かったと思える箇所を一つだけに絞って決めることが大切です。
テーマを一つ選んだ箇所について、どういったところが良かったのか、あるいはその一文を読み感じた自分なりの主観を交えて書き、最終的には取り上げたテーマと、自分なりの主観を交えた感想、そしてその2点を踏まえての客観的な視点を通した総括を書けば、読書感想文は自ずと、まとまります。
まとめると、以下の通りとなります。↓

【読書感想文の書き方の流れ】

1.本を読みながら、特に良いと感じたページには付箋紙を貼る。もしくは、気になる一文、表現にはそこに書かれたページ数をメモとして残しておく。

2.読み終えれば、選定した箇所をもう一度、読み返し、ここは良かったと思った箇所を一つだけ決めて、テーマをピンポイントに絞って読んだところの良かった感想と自分なりの主観を交えて書いていく。

3.選定したテーマ箇所の感想、その感想を交えての自分なりの主観、そして客観的な視点ならば、こう思う、感じる、考えられるのではないかといった感想書いて、総括としての感想文を書けば自ずとまとまる。

以上の3点の過程をもとに、私自身は読んだ本の内容をまとめています。
感想文のコツとしましては、あまり深く良い感想文を書こうとは思わないことが大切です。
考え過ぎてしまうと、感想文が本筋から脱線してしまい、大切な趣旨が伝わらない恐れがあるので注意が必要です。
まずは、第一歩として、Twitterやnoteのつぶやきを利用して140文字以内に本の感想文をまとめることから始めることで、読書感想文を書く楽しさと共に、本を読むことの学びや楽しさ、幸せを直接的に経験出来るのではないかと思います。


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