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【実装する、時間管理術】

ーシンプルイズマイベストな時間管理についてー

タイムマネジメントについての書籍というのは、本屋に足を運ぶとたくさんあり、どの書籍が効率的な時間管理に述べられているのか、最近まとめて読んでいました。
24時間の内の限られた時間の中にはスキマ時間というものがたくさんあります。
‘‘スキマ時間を上手く活用せよ’’、と書かれた書籍も何冊かあり、なるほどなと参考にしながらも読んでいました。
しかし、私の場合はスキマ時間というものはあまり意識しません。
何故かと言うと、スキマ時間を使って読書をしたり、YouTubeの動画を見て、インプットの時間に当てようと、規制された時間内にタスクをこなすという考え方がストレスとして、負荷がかかってしまうと気付いたからです。
無理矢理にも、時間という概念に拘束されて、拘束された中で趣味の読書や映画鑑賞というのは正直、楽しくありません。
‘‘時間管理’’について学び、感じた事はそれぞれの個人に見合ったライフスタイルを確立させて、日々の日常をより楽しくさせる為にはとても勉強になる事だと実感しました。

では、私自身がこれまでに読んできましたタイムマネジメントについてのベストな方法論について、簡単にまとめたいと思います。
大切な事は、この3つだけでいいのではないかと思います。

【時間管理の三原則】
①自分の行動記録、行動時間を記録すること。
②やるべきことを3つまでに絞り、他はやらない。
③時間制限を決めて、一つずつ、タスクを確実にこなすこと。

前述で記しましたこの三原則というのは、私個人が色んな時間管理法を実践した結果で、最終的に行き着いた考え方であります。

まず、①の行動記録、行動時間を記録する事は客観的な視点に立ち、物事に対しての‘‘やるべきこと’’と‘‘やらなくていいこと’’の判断基準が明確化されるというメリットがあります。
行動記録、時間を正確に記録する事はとても面倒な作業であり日々、記録する事で自分なりのベストなルーティンというものが分かってきます。
SNSの利用時間によるもので、いかに時間を無為に過ごしているのかという事が可視化され、利用時間は1日の中で見直すようになりました。
能動的な時間である、読書や映画鑑賞、勉強、インプット&アウトプット作業、そしてnote執筆などが私自身の能動的な時間の過ごし方であります。

能動的な時間を確保する為に大切な事、それは食事、睡眠、余暇(遊び)の固定化された時間をまとめてルーティンワークの中に予定をあらかじめ決めておくことが、能動的な時間を過ごす為のコツであるのではないかと思います。
人によっては、日々の生活の中で時間を固定化させるというのはとても難しいと思います。
しかし、睡眠における、就寝時間と起床時間を前もって決めておく事だけでも、きっかけとしては始めやすいのではないかと思います。

そして、②のやるべきことを3つまで絞るというのは24時間の限られた範囲内において、いくつものタスクを確実にこなすというのは物理的に難しいからだと感じたからです。
この3つというのは、食事、睡眠、余暇を除いた、能動的な時間を過ごす上での時間という意味です。
例えば、読書と映画鑑賞、note執筆を1日の内にこなすのであれば、それぞれの所要時間を定めて、全力投球で作業にのめり込み、時間内に決めた作業以外の事はいかなる事があっても絶対にやらないと決める事が大切です。
やらない事を徹底してやらない事。これ以上に、作業効率を考える場合では、他の効率的な方法論というのは思い浮かばないと私は考えています。

最後に、③の制限時間内に一つのタスクを集中してこなしてみると、案外想像以上にタスクがこなせる事に気付きます。
私の場合、週に2~3回は喫茶店、カフェなどで2時間程、時間制の読書時間を定めて読書をするという習慣を心掛けています。
そこで、読む本というのは前もって決めておき、その場所ならではの本のジャンルというものも、決めていたりします。
時と場合により、お客さんの世間話により、どうしても集中力が途切れてしまう瞬間があった場合は、諦めて他の集中できる場所を探し、読書をしたりします。
時には、時間に縛られず、判断によっては躊躇わず、切り捨てるという事も大切だと思います。

まとめとして、‘‘時間管理’’というものも、‘‘読書術’’と同様に完璧な方法論というものは存在しません。
大切な事は、自分に合った時間を見つけ出し、実践、そして改善、実践と、何度も時間を使ってベストなライフスタイルを構築する事が重要だと思いました。
この記事を書く前にあたり、私自身はあれもこれも、タスクをこなさないと自分で自分の首を絞めていた時期というのがありました。
しかし、無理なく自分に合うライフスタイルも、少しずつではありますが、楽しく過ごせているという実感があります。
詰め込み過ぎのタスクには、感情や思考を狂わせる危険な作用があると私は思います。
頭の中に、しっかりと心の余白を作ってあげるプライベート時間というものもかけがえのない貴重な時間だと感じています。
‘‘時間管理’’における、‘‘時間’’の存在意義というものは私たちの日々の幸福の源であると思います。


【参考文献】

『時間資本主義の到来』松岡真宏 草思社
『時短術大全』生産性改善会議:編 KADOKAWA
『神・時間術』樺沢紫苑 大和書房
『超・時間術』メンタリストDaiGo 実務教育出版
『マンガでよくわかる エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン 高橋璃子 かんき出版
『時間術大全』ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー 櫻井祐子 訳 ダイヤモンド社
『捨てる時間術』若杉アキラ 日本実業出版社
『続「超」整理法・時間編』野口悠紀雄 中公新書『自分の時間』アーノルド・ベネット/渡部昇一 訳 知的生きかた文庫
『人生を愉しむ知的時間術』外山滋比彦 PHP文庫
『24時間の使い方』桑名一央 実務教育出版
『タイムマネジメント大全』池田貴将 大和書房
『整理学』加藤秀俊 中公新書
 『レバレッジ時間術』本田直之 幻冬舎新書
『マッキンゼーで学んだ「段取り」の技法』大嶋祥誉 三笠書房

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