しにたみの夏


 夏休みです。学校行ってないから夏休みなのかどうかわかんないけど、家の中での私の扱いは「夏休み自宅療養してる人間」になってます。だから多分夏休み。
 毎日泣きたいし死にたいし頭抱えてからだを極限まで丸めて許してください助けてくださいって言ってる。っていうか、言いたい、だけど。言ったら家族が心配するかもだし怖がられるだろうから家に人がいない時にしかやらないように堪えてます。

 「自殺 電話相談」で検索かけまくってやってる相談窓口にかける毎日。チャイルドラインに18歳ですって嘘ついて結局何にも話せなかったな。だってその時間帯に繋がる窓口そこしかなかったし。

 惨めです。惨め惨め惨め惨め惨め惨め!死ねばいい。

 あれもやれこれもやれって散々責任押し付けてやること背負わされてどこに何があるかわからないとこで生きさせてくるくせに、死ぬのは許されないってひどすぎる。ずるいと思います。死ぬことにしか逃げ道なんてないのに、そうしたのはこの世界のせいなのに、みんな口を揃えて死んじゃダメって言う。ずるい。 

 入院を病院に勧められたって話をしたら母は開口一番に「実習はどうするの?」って言いました。
 入院施設のある紹介先の病院に行ったら「手詰まりだったんでしょう」って笑われました。手詰まりだったんだ私。私めんどくさかったんだ。もうどうしようもなかったんだ。

 母は勝手に紹介状を開けて見て、そこに書かれていた「適応障害」の文字で医者気取りで適応障害とうつ病は違うから、と繰り返しています。私がちょっと「(バイト先に)うつ病の人って多いんだって」とこぼしたら「あんたのは適応障害だから」「うつ病とは全く違うって書いてあったから」って言われて、私が言いたかったのは、そういう精神的な悩みを抱えてる人って多いんだねって話だったのに。
 てか知らないし。私が適応障害かうつ病かだなんて。わかるのは今私が死にたくて無価値でゴミカスの生ゴミで死にたくて死にたくてしかたないってことだけだし。病名とか、違いとか、知らないし。

 新しい病院では別の病名を言われて、私は「手詰まり」って言葉で頭がなーんにも受け入れられない状態になってたからわかんなかったけど、また母は「うつ病とは違うから」って言ってる。それが励ましだと思ってんのかな。病気だってことにしてよ。全部病気のせいにさせてくれよ。

 昼に起きて夜中に暴飲暴食して吐いて寝る毎日です。吐いた後って一番心地いい。吐く時の、二本の指の間から吐瀉物の固形が滑り落ちていく感覚も好き。

 明日は美容院。分厚い髪をすいてもらって、乾かすのを楽にしたい。あと姫カットをつくりたい。私の大好きな子は一般受けするとはなかなか言えない、いわゆる闇系ゴシック系ドール系の、ちょっと怖めに思われちゃう人なので、写真を美容師さんに見せるか迷います。そもそも美容師さんとコミュニケーション取るのも苦手だし。明日耐えられるかな。でもかわいくなりたいな。

 これは昨夜書いたやることリスト。RFA以外はできました。RFAは代わりに散歩で3km歩いたからまあできたとしましょう。


 なんとか生きるしかない。死んだら怒られるから。夏。夏の救いって神聖かまってちゃんが一番美味しく聴けることぐらいだよね。暑ければ暑いほど死ぬことが幸せに見える。しにたみがつのる。

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