私のストーリー②　自分の本当の願いを知り、叶え、幸せの輪を広げる存在へ

とにかく自分を知りたい

自分の本心を知りたい、悩みと向き合いたい。

こう思うのは、パンドラの箱を開けるようなもの。
自分を知りたいと思う人はほんのわずか。
悩みと向き合って解決したいと思う人も、ほんのわずか。

だけど、自分を知りたい、悩みと向き合って根本的に解決したい、と思ったら、もう戻れない。

たいていの人は、自分の本心を知りたいとも思わなければ、悩みと向き合いたいとも思わないことでしょう。

不満があれば、愚痴を言ってストレス解消。
悩みがあれば、ノウハウを仕入れて一時しのぎ。
自分の本心にはフタをして、周りに流されておく。
何も考えずにただ流れに身を任せ、表面上だけ体裁をつくろっておけば、
何も考えなくて済んで、楽だから。

でも私は嫌だった。
今楽な方を選んで表面上だけでやり過ごす人生は、嫌。
自分の本心を知って、自分の本心を自分で叶えて、自分らしく生きていきたい。

そう思っていたら、すでに自分らしく生きている人たちと出会えた。
頑張って探したわけではありません。
運命かのように、自然に出逢いました。

必然だったのかもしれません。

転機は、１つのメッセージから

私が苦悩に満ちていた頃、オンラインサロンで知り合った女性が声をかけてくれて、コーチングの受講を薦めてくれました。

この女性は製薬会社で研究職から女性リーダーとなって、社内で悩める会社の後輩たちと親身に関わっている方。
投稿を読んでいると、共感してくれる人もいれば、否定的な人もいて、その方なりに苦労されていそう・・・
だけど、会社員でもやりたいことができて、やりたい世界を実現できるというパワーをもらっていました。

私が会社で組織が変わった後の生活になじめず、何のために生きているかもわからず、そのままの感情を毎日毎日投稿していました。
その内容を読んだ女性が、直接メッセージを下さったのです。

「あなたは素晴らしい能力を持っているから、もっと生き生きと生きてほしい」

そんなメッセージとともに勧めてくれたのが、コーチングセッション。

それまで私は、今の自分では嫌だと悶々としていて、これが嫌、あれも嫌、というのはたくさんあった。

じゃあ何が理想なの？と聞かれたら、えっと…まっっったく想像ができない…。
今の現実に対しての感情はあるのに、理想の未来が描けない。

私は何を望んでいるんだろう？

自分の理想が自分でわからないことを、薄々感じていました。
そんな思いを持ってドアをたたいた、コーティングセッション。

たった120分のコーチングの体験セッション後、明るくてワクワクする人生を描けるようになったのです！！！！

そんなことがあるでしょうか？！

自分でもまったくわかっていなかった私の望みが、たった120分で炙り出されて、くっきりと見えるなんて！！
これを続けたら私の願望そのままの人生が描けて、願い通りの人生になるんじゃないか！！

めちゃくちゃ痺れました。

受けたコーチングセッションは60分2万円、継続講座は3ヶ月で15万円。
15万円って、ボーナス1回分がほぼ飛ぶような金額。
その場で即決できなかったけど、どうしても幸せになれる気しかしなくて、帰り道の途中で決めて、契約しました。

これは、コーチングとかマインド系にはよくある、高額講座というやつ。
これまたよく聞くけど、15万円でその後の人生の50年が変わったら、めちゃくちゃ安くないですか？

それを心の底から感じちゃった私は明るい未来しか見えなくて、15万円という震える金額をワクワクとお支払いしました。

試して失敗して・・を繰り返して学ぶ日々

このコーチングセッションでお支払いしたことがきっかけで、その後の高額講座へのお支払いのためらいは、かなり薄くなっているのは事実です。

ですが、その後に支払った中でもいくつか失敗しています。
例えば、宣伝文句が上手くて乗ってしまった、別のコーチングセッション。
例えば、気が乗らなかったけど役に立ちそうだから契約した、リーディングセッション。例えば、例えば、、、

この失敗の数々は私に、もっと自分の本心を見つめて！損得勘定で考えないで！って教えてくれました。

コーチングセッションがキッカケで、ワクワクな人生のビジョンが描けるようになった私ですが、順風満帆ではありません。
今も学びと反省、そして成長を繰り返す日々です。

それでも、願いは叶ってる

私の世界は私が作れる。私の望みを私が知れて私が叶えられる。

そんな夢のような現実が起こり始めました。
当時作ったビジョンボードを見ると、かなり叶ってる。
ビジョンボードというのは、理想の人生の写真を貼り集めたもの。
人生をかけて叶ったらいいなっていうくらい遠い遠い望みが、もう3年で叶ってる。

爽やかにランニング、不安にならないお金、やりたい仕事をやる、リゾート地でのんびりする、、、。もう全部叶ってる。

でも、すんなりと叶えてきた訳ではありません。

私自身の望みは簡単に叶えられる。
だけど、他人が関係する会社や親の人間関係は、かなり難しい。
（と思っていました、実際には自分が変われば周りが変わるんだけど、当時は知らなかったし、そんなことを言われても信じられなかった。）

自分を知り、自分を生きる。そして、相手の幸せを相手以上に願う。

そこでまた偶然見つけたのが、自分を生きている人たちが集まる、とっっっても密なコミュニティ。
（密だけどオンラインだから問題ないよ！実際に会う時は気をつけてるよ！）

このコミュニティのメンバーがすごく濃くて、関係性がすごく密。
そして何より、基準は自分。
自分のことを誰よりも何よりもわかっていて、嫌なことは嫌と言う。
だけど気分屋じゃなくて、しっかりとした意思があると感じられる。
そんな関係が築けているメンバー同士が集まる場所。

だからこそ、自分のことをさらけ出せる。
隠し事なく悩みを打ち明けて話せる相手ばかり。

そんな相手、今までいたっけ…？

今までの私は、自分相手ですら自分のことをさらけ出せていなかった。
本音も言えてなかった。と気づかされ、めちゃくちゃ寂しくなりました…。
自分自身にもできてなかったことが、他人相手にも自然にできている場所ってあるんだ！という衝撃と同時に。

さらに悩んでいる時にも、何が悩みなのか、どう解決したらいいのか、真剣に自分ごととして考えてくれる仲間がいる。
普通に生活している時は、自分のことで精一杯、さらに相手のためを思って親身に考えて親身にアドバイスをくれている人、いたっけ…？
逆に、自分が相手のことを思ってアドバイスしたり相談したり、相手の幸せを願って行動したこと、あったっけ…？

今までの人間関係とはまったく違う異次元の人たちの集まりと、その人間関係。
一見キラキラしていて、黒髪めがねの私には近づき難かったんだけど（実際にキラキラに近づけなかった半年間はROMすらしてない幽霊メンバーだったw）本質は全然違った。

外見を飾るだけじゃなくて、中身もしっかり持っている人たち。
自分を尊重しながらも、相手も尊重する人たち。

こんな素敵な世界があったんだ！って知ってしまい、心酔していきました。

朝起きたらFacebookグループをチェック、仕事中もFacebook通知が来てないかチェック、そしてコメントしたり返信したり。
Facebookを開いていない時でも自分やメンバーについて考える日々。

その濃い関係性の中に、入り浸っていきました。

本人よりも本人の幸せを願ってくれて、めちゃくちゃ刺さる端的で的確な言葉をくれる仲間たち。

深い自己理解と深い関係性が築けている仲間に魅力を感じて、私はどっぷりと浸っていきました。

信頼しあえる仲間だからこそ、教えてくれたこと

そんな仲間から教わったことは数えきれないけど、私が1mmも自覚していなかった私の良さを教えてくれました。

まず、私はハイスペックであること。（笑）
私の勤める一部上場企業の社員は「歩けば東大卒に当たる」と言われるほど、社員の半分くらいが東大卒という、学歴エリート集団。
その中で早稲田卒、しかも奇跡的に入れた私としては、みんな勉強できるな〜と、下から見上げていました。

なのに、ハイスペ！賢い！頭良い！会社はもっと能力を認めるべき！というお言葉をいただいて、なんかモゾモゾ…
この言葉を受け入れるまで、半年かかりました。

受け入れられたキッカケは、新型コロナからの在宅勤務。
出社禁止になるぞって予期していた私は、出社禁止前に出社しないとできない仕事をやりまくりました。
そこから在宅勤務生活になり、3週間は在宅勤務で激務（笑）

しかし周りを見ると、毎日毎日同じ仕事を長々とやっている…？みんな仕事遅い？何やってるの？
しかも途中から、やることがありません。という人もちらほら。
あれっ、出社できないってわかりきっていたのに、準備してなかったの？

あれっもしかして私って仕事が早い？仕事ができる人？
もしかして、もしかして、、、

そういえば。
会議でも私が最後にまとめないと、宿題事項すら決められてないな。
〇〇さんに議事録を取ってもらったら、とんでもなくかけ離れた内容が書いてある。

あれっあれっ、、、

そういえば年明けに10年来の付き合いのある先輩たちと会った時、私はハイスペ能力について話していたな。

私ってハイスペなのかもしれない・・・？！
衝撃of衝撃からの納得感！！！　←衝撃という割には半年かかっている。笑

そんなわけでようやく認められるようになった、私自身の能力。
私が否定し続けてきた「私はハイスペ」ということを、仲間は半年間もの間、めげずに教え続けてくれていました。

普通は、あの人に言っても聞かないからいいやって放棄しちゃいますよね。
でもここのメンバーは違う。
相手への愛で溢れていて、相手の幸せを願っていて、相手が自分らしく生きられるようになる未来を信じている。
だから、いつかわかる日が来ると信じて、ずっと声をかけてくれるのです。

外見では、一瞬すれ違っただけのメンバーに「顔ちっさ！背が高くて首も長くて、うらやま！」って言われた衝撃。笑

私って顔が小さいと思ったことがなくて、帽子も男性用Lサイズだし、逆に顔が大きいと思ってた。
首が長いのは自覚してたけど、大きな頭を細長い首で支えないといけないから首は痛いし、冬は寒い。笑　

身長が高いのは当然わかっていたけど、目立つから嫌だった。
だから姿勢を悪くして、できるだけ背を縮めていたのに、それがうらやましがられるポイントだなんて。

何のメリットもないと思っていたら、どうやら長所らしい？

そんなことを今までの人生で1回も言われたことがなかったけど、そうなんだって気づかせてもらえた。
そして、今までだったら謙遜して良さを否定してきたはずだった私が、素直に受け入れて、良さを良く見せようと思い始めました。

仲間が提供している「ファッション同行サービス」という、お店を回って試着しながら、私らしいお洋服をオススメしてもらうサービスを受けました。

その時に言われたのが「普通の人は着こなせないお洋服を着こなせる」ってこと。
つまり私は私らしい個性で尖ったら、もっと私らしく魅力的になれるよ！っていうメッセージでした。

誰もが着ている無難なお洋服を着て、みんなに埋もれるための努力をしなくて良い。
それが、個性を際立たせて自分らしく生きるってことなのだと、お洋服からも学び、自分らしさを表現できるようになりました。

私って成長している、という実感

こうやって私は徐々にステップを踏みながら、2歩進んで1歩大きく踏み外しながらも、毎日学びながら楽しく試行錯誤して、成長できている実感があります。

小さかった頃は、体が大きくなっていく成長。
小中高校生の頃は、解けなかった問題が解けるようになっていく成長、
大学生から新社会人の頃は、社会に揉まれて、答えのない成果を出せるようになっていく成長。

そして仕事をこなせるようになった30〜35歳は、自分を知る成長。今までは広がっていく成長、今まで広げてきた経験や知識があるからこそ、深みを増していく時間を過ごしています。そこには幼くて若い頃とは違った、一段深いお金と時間と人間関係が必要不可欠だということも、実感してきました。

自己理解して生きやすくなった今。自分の本当の願いが自分でわかって、自分で叶えられるようになってきた今。

ほしい状態を手に入れるなら、プロに習って、プロとプロの周りに集う人たちに近づくのが一番で、そのためにお支払いするお金は決して無駄ではないということがわかった今。

私の将来の不安はお金だとわかり、投資を学び始めたら1年間で15%も増やせるようになった今。

私の理想の生活は、今やりたいことを今できる体力と気力と健康だ！と知り、毎朝毎日ランニングして、筋トレして、食生活も整え、知識を仕入れている今。
そして何よりも大事だと知れた睡眠ファーストの生活を送れている今。

私はもっと自分のことを知りたい、そして相手のことも知りたいと知り、生年月日からその人の特性を知るべく、占い鑑定士になった今。
この鑑定を通じて、人は皆それぞれ別の願いや心地よさがあると理解できるようになった。

心を許せるごく少数がほしい、と思っていた過去。
でも本当の私の願いは、視界に入る人全員を無条件に愛し愛されたい。ということがわかった今。

そして、親からの深い愛情に気づいた

さらに親への考え方も変わってきました。
私は親の願いを叶えてあげる存在、と思っていました。
親が望むから実家に帰る、親が望むから一緒に旅行する、親が望むからLINEを送る。

私は親の願いを叶えてあげてるのに、私の願いは叶えてもらってない。と思っていることに気づきました。

私は1人で自由にいたいのに実家に帰ると自由に時間を使えない。
私は1人で思い通りに旅行したいのに親の行動に合わせないといけないし親の雑談も聞いてあげないといけない。
私はLINEしたいわけじゃないのにLINEしてあげてる。

なんで私ばっかり窮屈な思いをして、親を喜ばせないといけないの？

でも、ある日、気づいたのです。

私の本当の願いは何だろう？
親が死んだ後、一緒に旅行してあげたら、私は後悔しないのだろうか？

そう考えたときに、私の本当の願いは、親が私と一緒にいて楽しかった！と思ってもらえること。

一緒にご飯に行って楽しかった。
一緒に旅行できて楽しかった。
LINEで連絡を取れて、元気そうで安心できて嬉しかった。

そう言ってほしい。
私が親の願いを叶えてあげても、私が不満だったら、親は幸せだとは思えない。

そう気づいてからは、旅行中に文句を垂れていたのに「来てよかったね！」という言葉が増え、LINEする頻度も自然と増えました。

こうやって、私が変われば私の幸せ度も増やせる。
自然とそう考えられるようになって、実践できるようになってきました。

人生はまだまだ続く

時間とお金をかけて、そして仲間に恵まれて知れるようになった、私の願望と叶え方。
これは終わりがないし、もしかしたら今感じていることは本心ではないかもしれない。

でもこの過程を経て、私はもっと深く成長して、もっと深みのある人間へと成長できると、自分のことを信じられるし、試行錯誤して失敗する自分ですら、愛せています。

私はもっと自分を信じて自分を愛することで、周りの人も信じて愛せるようになり、もっと素晴らしい世界を私から広げていける。そう思わせてくれる周りの人がたくさんいる。

今に感謝しながら、もっと自分らしい人生を自分で描いている最中です。