アメリカのカフェでスマートに注文しよう!
こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回は前回のレストラン編に続き、アメリカのカフェでのスマートな注文の仕方をお教えします。
アメリカでも一般的なコーヒー屋さんと言えばスターバックス。ですので、スターバックスでの注文を想定してイメトレしていきましょう。
アメリカにもスターバックスはあらゆるところにあります。日本のスターバックスと同じメニューもあります。しかしフラペチーノなどの甘い系ドリンクは日本のものよりもうちょい甘めと思っておいてください。
レストランと同じく、注文時は "Can I get~?" と言って注文します。サイズは一番小さいもので tall 。注文時に "smallest size" と言って注文すると自動的に tall サイズが出てきます。アプリで注文すると、これよりもう一回り小さい short サイズが選べるときもあります。
アメリカはスターバックスだけでなく、いろんなお店でけっこうカスタマイズができたりします。例えば牛乳の種類。最近ではソイミルクやアーモンドミルクなどを置いているところもありますね。
普通の牛乳にしても、"whole milk", "non-fat", "half & half" などが選べます。これ、私が初めてニューヨークに来たときに戸惑ったのですが、"whole milk" は普通の牛乳、"non-fat" は無脂肪、それはわかる。では、この "half & half "って何?
これはスーパーなどでも一般的に売られていますが、要するに whole milk とheavy cream (生クリーム)を半分ずつ混ぜたもの。大阪弁でいうと「フレッシュ」という、コーヒーに入れるあれです。
スターバックスではミルク等は後ろの方にある棚のところで自分で入れるシステムですが、レジで注文時に "Do you want room for milk?" のように聞かれることがあります。
この "room" は「スペース」を意味していて、つまり「あとでミルク入れます?すりきれいっぱいまでコーヒー入れずに、8分目ぐらいにしときましょうか?」の意味です。
この後、名前を聞かれます。他の人の注文とごっちゃにならないようにカップに名前を書いてくれて、出来上がったら名前を呼んでくれますが、なんせ日本人の名前は伝わりにくい。私は自分の名前を言ったあと、スペルを言ったりしますが、スタバ注文用にBenとかJohnとかAnnとか、簡単な名前を決めておいてそれを使うという人もいます。(ただし、その名前に慣れていないと呼ばれたときに反応しにくいので注意!)
最近のスタバはアプリで注文できるので、レジでのやりとりや名前のスペルを伝える手間や、待ち時間をさけることができてとても便利!ただし、空港内のスタバなどはアプリで注文はできません。空港のスタバはたいていかなり並びます。
また、飲み物がなかなか出てこない、や、待てども待てども出てこず、確認したら忘れられていた、などは日常茶飯事。こんなときは日本人らしくお行儀よくしている必要はないので、店員さんが忙しそうにしていようとも少し大きめの声で "Hey! I ordered 〇〇!" のような感じで(あくまでもフレンドリーに)呼びかけてみましょう。
あと、アメリカでは缶コーヒーなるものはほとんど売っていません。スタバのカフェラテがビンに入っているものがスーパーなどで売られたりしていますが、けっこう甘いです。近くにあるデリで出来立てコーヒーがすぐに手に入るし、ほとんどの人がおうちでコーヒーを淹れるので、缶コーヒーはあまり需要がないのかもしれません。
以上、スマートな注文~カフェ編~でした。次回はバー編を書きます!
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