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コーヒーは自分で淹れるより人に淹れてもらうほうがうまいんだ

飲み物の中では、過去に勉強したこともあるほど好きなのはコーヒーだ。

別に喫茶店やカフェオーナーになるつもりはなかったのだけど、アロマテラピー同様追究したくなって、通信教育で勉強したことがある。

どんな手段であれさらりと勉強して知っていると、喫茶店やカフェでコーヒーを飲むときのチョイスはやっぱりしやすい。おそらく、紅茶やワインなんかでも同じなんだろうと思う。

なので自分が家で淹れるコーヒーの豆も、自家焙煎の店でお試しを買ったり豆専門店で好きな豆を買ったりして、楽しむことにしている。

だが、どれだけお気に入りの豆で自分で淹れたコーヒーでも、至福のコーヒー時間にはならない。美味しいけれど、コーヒーを飲んでその味を堪能しホッと一息をついて「おいしい」とつぶやくそんな時間にならないのだ。そもそも、自分のためだけに淹れるというよりは、だいたい誰かが来たときに淹れていることも多い。もちろん自分のために淹れるときもあるが、それは在宅勤務が始まったせいである。仕事中のコーヒーがほしくて淹れているだけだ。

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至福のコーヒー時間、こんなに飲んでいるのにそれぞれの時間はコーヒーが主役ではない。なぜか。

それは、『自分で』淹れているからである。


どうしても超えられない至福のコーヒー時間は、誰かに淹れてもらった美味しいコーヒーを、そのコーヒーに集中して飲むこと。

わたしの家の近くにある1軒のカフェ

JazzのLPを大きなスピーカーで大音量で流してくれるそのカフェは、その雰囲気だけでも好きな場所なのだが、そこでオーナーが淹れてくれる1杯のコーヒーが最も至福のコーヒー時間。

可能な限り毎週週末に一度、そのカフェでJazzの音に埋もれながら、淹れてもらったコーヒーをしっかり味わい「おいしい」とつぶやいて、ホゥっと一息つく。するとようやく一週間が終わった気になる。

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そのカフェでは読書とかではなくむしろ、日記をしたためたり翌週の予定を確認することが多い。振り返りや計画といった何かしらの節目の行動を起こすための儀式が、私のコーヒー時間なのだ。

#私のコーヒー時間

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