アメリカのバーでスマートに注文しよう!
こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回は前回、前々回に引き続き、スマート注文シリーズのバー編です。
ニューヨークにもたくさんあるバー。アイリッシュパブやワインバーなど、種類も様々。そもそもバーとは「横に長い台」という意味です。もちろんテーブル席があるバーもたくさんありますが、今回はバーカウンターでの注文を想定してイメトレしていきましょう。
アメリカのレストランにはバーカウンターが併設されているところが多く、満席の場合はバーカウンターで飲みながらテーブル席が空くのを待ったりできます。バーカウンターでお食事ができるところもあります。
また、バーは立ち飲みが普通ですので、バーカウンターに空席がない場合などは、バー付近で立って飲むのもオッケーです。
それではバーテンさんに注文してみましょう。
他にも注文待ちの人がいる場合はなんとなくその付近で待っているだけでオッケー。バーテンさんや周りの人がなんとなく順番を察してくれるので、きちんと列を作る必要はありません。バーテンさんからよく見える位置を陣取り、さりげなく存在をアピールしましょう。
バーテンさんの手が空き、こちらに来てくれました。早速注文してみましょう。ビールだと、draft(生ビール)、can、 bottleなどがあります。少しだけ味見をさせてくれることもあるので、"Can I try 〇〇?" のように聞いてみるのもいいですね。
たいていのバーは数種類のビールやワインを置いています。ただし、ウイスキーやバーボンなど、度数が高めのアルコール類(Hard liquorといいます)を扱うにはその店舗はまた別のライセンスを取得する必要があるので、置いていない場合もあります。また、開店したてのレストランだとまだリカーライセンスを取っていないので、アルコール類はレストラン側から提供はできないが、持ち込みokだよ、という場合もあります。
また、カクテルは日本ほど一般的でなく、ジントニックのようにシンプルなものならできるが、マルガリータなどちょっと手間がかかるものはできません、といったバーもけっこうあります。
さて、飲み物が出来上がりました。基本的にはその場ですぐお支払いします。クレジットカードでもok。クレジットカードを渡すと "Do you want to keep the tab open?" と聞かれる場合があります。これはそのあと何杯か注文するつもりなら、その都度クレジットカードを渡さなくても、ずっとそのクレジットカードに勘定をつけておいてくれるというものです。もうこの一杯で終わり、というならクローズしてもらうよう頼み、レシートを出してもらってそこにサインします。
バーでは飲み物一杯につき、1~2ドルのチップを払うのが相場。現金でバーカウンターの上に置いていってもいいですし、クレジット支払いならレシートにサインする際にチップを記入する欄がありますので、そこに書きます。
アメリカ人は非常におしゃべり好きです。飛行機で隣に乗り合わせた見知らぬ人と延々何時間もしゃべり続けたり、地下鉄で見知らぬ人に「そのバッグ素敵ね!」なんて話しかけたりすることもよくありますので、バーに一人でいようものなら(特に女性)ほぼ100%の可能性で話しかけられます。もちろん十分に気を付けなければいけませんが、現地の人との会話を楽しむのもいいかもしれませんね。
それでは今日はここまで!また次回!
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