お別れの日、お空へ返した日のこと.1/30
この日の日記をベースにまとめています。
火葬の日のことです。心に波が立つ方は無理せず、飛ばしてくださいね。
この前の日のことを、できれば先にお読みください。
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20.1.30(木)
快晴!
目が覚めてカーテン開けたら、青空ブワー!2人でおぉー!って。思わず写真撮っちゃった。アルバムに入れよう。
10:00 病院へお迎えに
棺は段ボールに入れ、他の荷物も紙袋に入れ、病院の正面玄関から。
使っていない病室を準備して頂いた。
暫くして、助産師が赤ちゃんを連れてくる。眠っている。お顔見て泣いた。
抱っこしたい、と言い、最後に抱っこする。夫も。3人で写真。
一旦助産師が退室し、3人の時間を作ってくれる。
助産師が、お花や折紙を綺麗に並べて持ってきてくれる。
お空へ返す身支度、棺の準備を始める。
唇を、持ってきたガーゼハンカチで潤す。
お洋服を着せる。ボタンを1つ1つ止める。
棺の中に寝かせる。
助産師が折紙を用意してくれた。嬉しい。
1つ1つ、助産師2人と私たち2人で、中に入れていく。
棺の中、お花や折紙でたくさん。
入りきるかしら?と言ったら
溢れるくらいでいいんですよ。と助産師
賑やかで寂しくないですね。と助産師
言葉に救われる。
2人で書いたお手紙もお顔の横に。
助産師たちが本当によくしてくれて
やりたいこと全部できた。本当によかった。
とっても賑やかな棺になった。
病院裏のスタッフ用の出入口から出る。
助産師たちが、私たちの車が見えなくなるまで、見送ってくれた。本当に心が温かい。
11:00 家に3人で帰宅
リビングでゴロゴロしたり
寝室で3人並んで寝たり(夫は本当に寝た)
ゆっくりと過ごすことができた。
ふわっと棺から香るお花の香りが、とってもいい香り。
いい香りだね。っと言ったら、夫くん、いい香りだねっと言いながら、目が赤くなる。
あぁ、産まれたらこうやって3人で過ごしたかったよぉ〜って思ったら泣けちゃった。
13:30 火葬場へ
父を駅で拾って、義母も遠方から新幹線と電車とタクシーとで来てくれた。
車内での父との会話
母さん、お前が先に抱っこするんかい
まぁ、また戻ってくるよ
夫も手続き大変だったでしょう
まだ知らなくていいことを知ったな
一言一言が温かくて沁みる
火葬場では、少し時間を頂けて、
お別れの前に、父、義母にちゃんとお顔見て、
ほっぺを触ってもらえた。
生きていたこと、産まれたことを、見て触って、知ってもらえた、と思った。
ここでお別れ。お空へ返しました。
お骨は本当に少ない。けど残った。
しっかりしたお骨もあって、
カルシウム飲んでてよかった、って夫と言った
お洋服のボタンが残った。少し泣いた。
帰宅途中の車の中で
疲れがブワッと襲ってきた。
父から供養について話があったけど
ボーッとしてよくわからず
またゆっくり考えよう。
15:00 帰宅
赤ちゃんのお部屋を整え、骨壺を置き、お花とお菓子をあげる。
その後すぐに、ベッドで横になったら寝ちゃった。
17:30 起きて、夫くんは買い物へ
夕飯準備してくれてる最中にこれを書いた
○身体のこと
悪露の量は出産翌日より減った実感。
けどまだあるし量は多い。
下腹部痛はまだある。
火葬終わってから痛みが強くなった気がする。
たまに激痛がする。排便前が多い。
足の付け根が痛い。
腰が痛く歩くのがしんどい。
下半身が全体的に筋肉痛。
ふくらはぎがすごくつまってる感じ。
右耳が詰まる感じがたまにある。
お通じはいいときと悪い時がある。
体重は1キロ弱減ったかな。
お腹がめっちゃ空くしめっちゃ食べる。
「ママがハッピーなら赤ちゃんもハッピー」
なにかの記事で偶然この言葉を見つけた
そうだよね。
***
ここで、この日の日記は終わり。
お別れの時までの、わずかな時間、やりたいこと、すべてできて、後悔なくお別れが出来ました。病院と助産師に感謝です。
お別れまでの時間、父も義母も、3人の時間を作ってくれたことに、感謝です。
この数日のことを思うと、夫は、お腹の繋がりはないものの、愛をこの子に注いでくれていたんだと、感じることができました。
楽しみにしていたし、期待もしていたんだよね。今回のことがあって、前よりももっともっと、この人と子どもを育てたい、という気持ちが強くなったと思います。そういうことも、この子は教えてくれたのかな。なんて、思ったりします。本人にはまだ言ってないので、しばらくはここだけの話です。
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日記の公開はこれで終わりです。
6日間の出来事でした。
・心臓が止まったとわかった日のこと.1/25
・入院,出産前日のこと.1/26
・出産,誕生日となった日のこと.1/27
・退院の日のこと.1/28
・お別れの準備の日のこと.1/29
・お別れの日のこと.1/30
1つ1つが長い内容にも関わらず、読んで頂いた方々、ありがとうございました。
読みやすさに配慮ができずにいましたので、後々、編集していく、かもしれません。
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次は、この1週間の後の、
・身体の変化と対応
・日々の過ごし方
・家族や友人、助産師からの救われた言葉
・夫婦の関係
・小さな仏壇について
このあたりを書きたいと考えています。
あと、今の気持ち、
・死産経験の日記公開後の気持ちの変化
タイトルは未定ですが、そんな内容も書きたいと考えています。
今日も読んで頂きありがとうございました!
読んでいただきありがとうございます!支えられてます!