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死産産休後の職場復帰〜上司が対応してくれたこと

職場復帰して1ヶ月以上が経ちました。
死産後2ヶ月ぶりの職場復帰前、復帰してからも、直属の上司が色々なことを対応してくれました。

今回のnoteでは、私が伝えたこと、上司が対応してくれたことを、まとめたいと思います。

まずはじめに

直属の上司は、人の立場になって、考えて考えて、言葉にできて行動できる人です。どうしたらこういう人になれるんだろう。どんな人生を歩めば、この人のようになれるんだろう。優しさ、強さ、弱さ、柔らかさ、人間力、魅力…どの言葉も当てはまり、どの言葉を集めても足りないです。
上司と話を重ねていく度にそう思います。仕事での関わりだけでは、きっと気付きませんでした。生理のことや身体のこと、今回の妊娠〜死産のこと、素直に話してきたから、関係性が出来、より深く知ることが出来たんだと思っています。
今の上司が、今の私の上司では無かったら、職場復帰する前に退職していたかもなぁ、なんて、思ったりします。今このタイミングで出会えていたことに、縁が繋がれていたことに、運命を感じています。


◎復帰前の面談

復帰する1週間前の休日に、上司に時間を作って頂き、会ってもらっていました。
喫茶店で1時間位の面談をしました。
その時は、私が伝えたいことをスマホにメモしておきました。

メモの内容
・まずは1日1日出社を繰り返すことで日常を取り戻したい。慣れていきたい。
・仕事はやります。妊娠前の仕事量に戻して大丈夫、設計も立上もやる。
・会社の周囲のみんなには、知っててほしい。自分の口から説明はできないと思う。
・お腹がぺたんこになってるから、誰だって気付く、そのときに言われる言葉や反応が怖い気持ちがある。できるだけ、事前に知ってて欲しい。

事前にメモしていた伝えたい事に関しては、ほぼ伝えることができました。

私が不安に思っている事に関して上司は、
「僕が君の立場ならこういうことが不安に思うだろうから、きっと君もこういうことが不安なんだろうと想像しているんだけど、どうだろう。」
ということを言ってくれて、それが当たっていて、なんだか嬉しいというか、安心しました。

周囲には知っておいて欲しい、ということは、産休に入ったときにメールでも伝えていました。上司は、チーム、部署、女性陣に情報が回るようにしてくれていたようです。面談の中でも、
「誰々が知っているよ」と教えてくれました。

「体調はどうだ?妊娠出産の後は体質が変わることもあると聞くが、どうだ?」
っという話もありました。
妊娠以前は、生理は重く、月に2〜4日、ひどいときはもっと長く休む事がありました。産後、生理での身体の辛さは軽くなりましたので、
「軽くなったようではあります。」
っ答えると、
「そうか、そういうこともあるんだな。けど、無理はしないで。きつい時は言ってくれていいからね。」
ということでした。
人によっては、触れて欲しくないことかもしれませんが、私は関係性が出来れば、話しておきたいと思っているので、問題ありません。むしろ、聞いてもらえてよかったと思っています。

仕事に関しての話も聞きたかったので、休日でしたが、仕事の話もして頂きました。具体的に何をするかが見えて、何を求められているか分かって、楽しみな気持ちが強くなりました。
4月から入る新人を任せてもらうことも分かり、必要だと思ってもらえることが、今の私にはとても救いだなぁ、っと思いました。

喫茶店で、ブレンドコーヒーとチーズケーキ、ご馳走様でした。


◎復帰して1週間〜週末は休む選択

復帰してすぐに忙しくはせず、出社を繰り返すことを目標にしていました
それだけなのに、疲れるんですよね。

復帰した日は火曜日だったので、1週目は4日間の出社。
2週目は、4日間出社して、金曜日は疲労感が溜まり午後半休で整体へ。
3週目は、4日間出社して、金曜日は1日休んだ。
それ以降、週末の金曜日はお休みをとっていました

上司には正直に言いました。
それでいいよ、ゆっくりいこう。
っと、言ってくれました。救われます。

休むことを決めた頃、Twitterではこんなことを呟いていました。

そう、欠勤です。
無理して心を削っていくよりも、お金を使って休む方が、いいな、という判断です。
出勤率が下がって、ボーナスも、評価も下がると思いますが、心を消耗し続けて、心が無くなってしまうより、断然いいです。比較条件にもなりませんね。
休んでいいです。


◎復帰して1ヶ月〜在宅勤務を選択

月曜日、夢で、お腹で別の心臓が動いている夢をみました。
朝早かったですが、上司に連絡し、気分がわるく休むと伝えました。
そういう日もあります。
この日のTwitterの呟き。

カレーの記事を書いた日でした。


次の日、出社してすぐに上司に話して、どう対処するか話しました。
話しながら涙が出てしまって、
「今日大丈夫か?休んでよかったんだぞ」
と心配させてしまいましたが、話すことで、気持ちを立て直す事ができました。

上司の気持ちと私の気持ちを話しました。
・そういう日は、無理をする必要はない、自分の気持ちに正直に行動していい
 今は、頑張ることを求めていない
・仕事をやりきれず申し訳ない
・どうしても職場で小さい子供の話がでる、それを耳にするのは今はまだ辛い
 仕事中にトイレに駆け込むこともある
・新人の教育係は、私でいいのかな、という気持ちがある
 社会人1年目の近くの先輩は、今後の人生に大きな影響を与えるから


という話をして、在宅勤務を選択肢として持つことに、して頂けました

在宅勤務は、4月に入ってから会社が仕組みを作ったため、選択肢にする事ができました。タイミングが良かったと言えばそうですが、社会的には、良かったとは言いにくい状況ですね。

モノを触る日は出勤。
設計する日や資料作成の日は在宅勤務。
気持ち的に出勤できない日はできる時にパソコンを開いて在宅勤務。
会議はTV会議システムで出席してもいいしどちらでもよし。
そんな感じで、うまく、やっていこうとしています。
在宅勤務は、まだ全く日が経っていないので、もう少し検証してみます。

教育係は、続けます。
在宅勤務で新人教育をどうやるか、これから考えていきます。ですが、以前より、「私が」ではなく「チームで」やっていこう、という気持ちになりました。それも上司のおかげ。

なんとかなるでしょう。
とりあえず、在宅勤務の選択肢ができてよかったです。
書斎を、快適な仕事環境にしようと思います。
ノートパソコンでは作業性が私にはとても悪いので、外付けキーボードをポチっとしました。外付けのモニターも買うと思います。
あとiPhoneスタンドと、自撮り棒もポチっと。
在宅勤務の環境については、また別途書こうと思います。

話が逸れましたが、
何から何まで、私のしたいように、ということを優先して頂ける上司と会社に感謝です。涙が出るほどに感謝しています。

私の状況と会社の対応について、実の兄と仲のいい友人に話してみたところ
日頃の行いだな、と
愛されているね、と
言われました。

あぁ、そうか、そうなのか、ありがたいなぁと思いました。
そう言ってくれる兄にも友人にも、感謝です。
人に恵まれています。あぁ、涙が出ます。
周りの方々のためにも、
素直に、弱さもさらけだして、元気に笑顔で過ごしたいです。

今日も読んでいただきありがとうございます!

読んでいただきありがとうございます!支えられてます!