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高校生の私が、先生と付き合った話3
少し脱線しますが・・・当時(高3春)わたしには中2の時から付き合っていた彼氏がいました。
同い年の彼は県下一の進学校に通っていて、難関大を志望していたこともあり、高2になったころからは勉強に大忙しな日々を送っていました。
彼の方から連絡が来ることはほとんどなくて、わたしも勉強の邪魔になったらいけないと我慢してほぼ連絡することはありませんでした。
したとしても、一方通行のメルマガ状態・・・返信はほぼなし。
デートできるのは彼のテスト終わりの数時間だけ。
みんな放課後にデートしたりしていいなぁ・・・と周りをうらやむ日々が1年ほど続きました。(高2の4月~高3の4月くらいのあいだ)
だけど、彼とは毎朝通学で使う電車が同じだったので何気に毎日会ってはいました。
乗る車両もスペースも同じでしたが、そこでおしゃべりするようなことは一切なかったし他にもたくさん乗客はいてチラチラ見えるくらいで、「会う」というか「顔を合わせる」というか・・・正しくは「同じ空間にはいた」くらいの感じでした。
まわりの乗客は毎日同じ顔触れだったけど、わたしたちが付き合っていること、もはや面識があることすら気づける人はいなかったはずです。
*
そして、わたしも彼も高3になった4月中旬。
鈴木先生の2回目の体育の授業の日。
初めての授業に引き続き、わたしたちのグループは卓球をしました。
前回がとても楽しかったのは真由も遥香も同じだったようで、すぐさま鈴木先生をわたしたちのグループのところへ呼びました。
相変わらず鈴木先生と卓球勝負をしたりピンポン玉をぶつけてみたり・・・(やっちゃダメ。笑)
生徒からのイジリなんてスルーすればいいのにいちいちいいリアクションをしてくれるので、鈴木先生に絡まずにはいられない沼に陥りました。
鈴木先生の何気ない仕草だったり笑う声だったり、大きい手や背中もなんだか男らしくていいなあと感じていました。
いま思うとですが・・・もうその時点で、ただ絡むのが楽しいというだけでなかった気がします。
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