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お年寄りは童謡を聴いていない
老人福祉施設で「大音量でツェッペリンを聴く」会が行われたという記事。
この記事を読んで1番衝撃だったのが、
「若かった頃に聴いていたのは、ロックと流行歌。(施設で流れているイメージの)童謡は聴いたことがないんだよね(苦笑)」
〝クッソとがった〟イベント
もう60歳以上の高齢者にとって、懐かしい曲は童謡ではないのだ。
つまり、エモさを感じるのは青年時代に聴いていた50年前のアーティストである。(1970年代)
しかも、彼らの世代はSNSがなかったため、同じ文化を共有している。
(みんながTVを見ていたので、流行り物が作りやすい時代だった)
そこから考えると、高齢者向けのサービスも形を変える必要があると思う。
年を重ね、過去ばかりが眩しくなった時に、懐かしい体験は気持ちを若返らせてくれる。
今回の上映会のように尖った企画が満足度アップに繋がるのだ。
ちなみにレッドツェッペリンの次は矢沢永吉らしい。
今回の記事を読み、自分が高齢者になった時に施設にあったら嬉しいものを考えてみた。
カードゲーム(遊戯王カード、ポケモンカード、MTG)
ミニ四駆
ゲームのハード(スーファミ、64、ゲームボーイ、PlayStation)
ハリーポッター
映画やアニメのDVD
ヒットソングのCD
同年代であれば話に花が咲く物ばかりである。
カスタネットを叩きながらボケ防止をするよりも、脳みそが若返ると思う。
映画館のような音響施設を利用して、昔のコンテンツを味わえれば最高である。
ということは、今からできることはこれらの在庫を確保することである。
気の長い話になるが、ヒットコンテンツは30年熟成させると高騰する可能性が高い。
ただ、1点問題を上げると、今の現役世代が老人福祉施設に入る時は、今の高齢者よりもお金がないことである。
嫌な未来予測になるが、安楽死も合法化されていそうな気がする。
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