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創作・アイデア

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思いついたアイデアをまとめています。
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#SF

話を作る時に参考にしたい本・動画

昔から「自分でも本を出版してみたい」と思っている。 しかし、実行に移せていない。 なぜなら、何をどう書けば良いか分からないからだ。 そう言っているウチに、アラサーになってしまった。 ちょっとウダウダし過ぎた。そろそろ行動を起こさねばならない。 そこで「話の作り方」に関するハウツー本を漁ってみた。 (黙って書き始めろ!というツッコミは無しでお願いします) 1.荒木飛呂彦の漫画術まずは『荒木飛呂彦の漫画術』 自分がジョジョ・ファンなので買った本だが、作者が話の作り方を丁寧に説明

鬼頭莫宏の『殻都市の夢』を参考にした未来のAIビジネス

『殻都市の夢』とは鬼頭莫宏氏の短編SF集である。 知名度は低いのだが、著者の尖った性癖が作品に昇華されている。 AIの話は後述するので、まずはオススメの収録作から紹介したい。 (Kindle Unlimitedだと無料で読める) 1.作品紹介1.誕生日の棺 クローン技術が一般化した世界で、1人の女性を愛しすぎた男の話。 20数ページしかない話だが、読んだ時の衝撃は今でも覚えている。 ラスト近くの見開き絵を是非とも自分の目で確かめて欲しい。 鬼頭莫宏という作家の凄さがわかる

【アイデア】360度カメラと失われる風景の記録

最近、360度カメラで撮影された世界遺産のページを見た。 マーターポートという建築物のデジタル化に取り組んでいるアメリカの会社。 リンクのページを見れば分かると思うが、Googleストリートビューのように保存した空間を移動できる。 これだけ大きな空間を保存できるのであれば、町の景観もデータとして残しておけないかと思う。 例えば かつては栄えていた商店街 ダムに沈む村 閉園になる遊園地 廃墟スポット デパートの屋上の遊園地 廃校になる学校 手放すことになった一軒

不死者の悩み

先日、Note上でメタバース(仮想世界)について語り合う機会があった。 メタバースが進めば、肉体は不要になるという話だ。 SFでよくあるテーマなのだが、映画の『マトリックス』で語り尽くした感はある。 自分として興味があったのは、脳だけになった人類は「何のために生きるのか」という哲学的なテーマである。 余計なパーツが不要となった人類は、今以上に延命できるに違いない。 しかし、長生きして何をするのだろうか? 目的のない人類は暇に殺される気がする。 自分なりに考えてみた。 大多

電気羊とアクアリウムの箱

Twitterで見かけた面白いガジェット。 水槽のような箱の中でキャラクターが踊っている。 これが普及すれば、ソフトを入れ替えるだけで箱の中のキャラを自由に変えることができる。 本が電子書籍に変わったように、フィギュアもデジタル化する時代が見えてきたということだ。 つまり、物理的に所有するということにこだわりが無ければ、置き場所に悩まずに済む。 新しいフィギュアが欲しければ、ネットから追加のパッケージを落とせば良いので、大変手軽である。 ついでに商用利用できる可能性も考えて

圧縮都市(ZipCity)

最近引っ越しをして思ったのだが、人にとって必要な施設は意外と少ない。 1.スーパー 2.コンビニ 3.服屋 4.病院 5.ガソリンスタンド 6.薬局 7.スポーツジム 8.映画館 9.本屋 10.床屋 とりあえず上記の施設があれば生活に支障がない。 1週間で考えると、スーパーしか利用しない週もある。 ⑦⑧⑨は不要な人も多いハズだ。 街に必要な物というのは万国共通であると思う。 そこで、これらの施設を一つの建物に圧縮したら、どうなるか考えてみた。 結果は大型ショッピングモ