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東崋山
2021年8月26日 08:05
その日、鈴木は酔っていた。給料日後の金曜ということもあり、先輩たちに飲みに連れ回された。2軒目以降の記憶がない。そして、顔がチクチクする感覚で目を覚ました。ここはどこだろうか。目だけで辺りを見渡すと、少女がしゃがみながら鈴木を見ていた。微笑みながら、スマフォで写真を撮っている。知り合いのユーさんだ。丘の上の豪邸に住んでおり、金と暇を持て余している。どうやら会社の先輩が、酔い潰れた