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サウナ脱衣所にあるとガッツポーズする化粧水ランキングTOP3

サウナなど温浴施設の脱衣所には、アメニティとして化粧水をはじめとしたスキンケアグッズを置いてくれている施設がある。いつも使っているものを持ち込む人もあるが、そこまでこだわりのない私は毎回お世話になっている。とはいえ、そのメーカーはピンキリであり、塗った時の効果もピンキリである(使わせてもらっている分際で何を言うかッ)。

そこで今回は、脱衣所にあると「ヨッシャー!」と思わずガッツポーズしてしまう化粧水を紹介する。

1位 雪肌精(KOSE)

あの青いビンが見えた瞬間、雪肌精キター!! 和漢植物の力に着目した言わずと知れた人気のロングセラー製品。一時期、中国人が爆買いをしてドラッグストアから消えるほど、世界的に評価される名品だ。

値段も、まぁまぁ高い。200mlのボトルで5500円もする(自分ではよう買わん)。これを公共の場である脱衣所に「どうぞお使いください。乾いたお肌を潤してください」とばかりに、高級化粧品をいくつも置いている素晴らしい施設が存在する。たとえば駿河健康ランド(静岡県静岡市)、ホスピタリティの塊ではないか。鴨川グランドホテル(千葉県鴨川市)でも見かけた記憶がある。

いずれにせよ素晴らしいチョイス、素晴らしいセンスである。おそらく経営陣のオジサマたちは雪肌精を知らないはずだ。きっと、若い女性スタッフが「雪肌精、置きましょう。絶対に女性のお客様喜びますから!」と直談判し、採用されたアイデアに違いない。いずれにせよ風通しのよい経営体質を予感させる。

せこさ極まる私は、雪肌精のボトルを手に取り、惜しみなくコットンを濡らして顔に貼り付ける。そして、施設への感謝と敬意をの気持ちを表するのだ。

2位 アロマエッセゴールド(POLA)

温浴施設によく行く方なら、オレンジのボトルを見て「はいはい、コレね!」と思うくらい、おなじみのシリーズだ。オレンジと言おうかブラウンと言おうか、黄昏に染まる空のような上品な色合いのボトルである。2施設に1施設ほどの割合で見かけるので、「あぁ、サウナにきたー」という絶対的安心感に浸れる。

使用感も抜群で、保湿力も高い。翌日朝も潤いが続き、サウナや温泉で持ってかれた水分はしっかりカバーできる。さすがは老舗ブランドのPOLAである。

この商品は、ホテルアメニティとして開発されたもので、実店舗では買えないようだ。 POLAのホームページなどで購入できるようで、価格は200mlで2750円。まぁまぁ、する!

3位 スパウォーターゲル美泉水(旅美人)

こちらは温泉宿でときどき見かけるオールインワンジェルの商品である。「これひとつでお手入れは完了」なるキャッチコピーで、温泉で乾いた肌を手っ取り早くうるおしたいとき、化粧水やら乳液やらいくつも塗るなんて面倒だぜ、なんて時に大活躍する代物だ。

お肌が水をゴクゴク飲むように浸透していて、みずみずしい使用感で印象に残っている。「旅美人」というメーカー名もまたオツである。旅美人になりたかった私は、宿の売店で買って帰ったことがある。「こんなところまで来て、化粧品買う人なんているのかねぇ」と日頃から思っていたが、まさか自分がそれになろうとは。

ちなみにこの「スパウォーターゲル美泉水」の隣には、かかとクリームやら、コラーゲンジェルやら、お茶の石鹸やら、温泉宿の脱衣所でしか見ない顔ぶれが鏡の前に鎮座している。これぞ温泉、という舞台を盛り上げる大切な背景たちである。

またお会いしましょう。


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