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【おとなのシュミカツ】④人は「居場所」と「生きがい」があれば生きていける①

おかげさまで、
Kindle本デビュー作「自分年齢で生きる」が発売されて1年が経ちました。いまなお、多くの方に読まれ、愛されています。

 

この本でわたしが伝えたかったのは、

「年齢を言い訳にしないで、やりたいことをやっていこう!」
ということ。

そうか。やりたいこと、やっていいんだね!
わたしも、好きなこと、やっていこう!

でも…。

なにから始めればいいのか、よくわからないんだよね…
もっと具体的に知りたいな…

そんなお悩みにこたえるために、
不定期連載「おとなのシュミカツ」を始めます。

マガジンにまとめますので、
ご興味がおありの方は、マガジンを登録しておくことをおすすめします。

今回のテーマは「居場所」です。

※この記事は約2300文字、だいたい5分で読めます。

 

 

 

〇その「居場所」は、いつまでいられるの?

前回の記事で、

 「趣味で若返る?」「アンチエイジング!」と
趣味を持つことの素晴らしさを
「これでもか!」と詰め込みましたが(笑)

今回は、夢のような話から急転直下、
あまり考えたくなかった「現実」のお話です。


 
※※※※※


ちょっとだけ、考えてみてもらいたいのですが、

あなたが今所属している、組織、コミュニティ、サークル…。

 これからもずっと所属し続けられますか?

 

まぁ、
普段はこんなこと、考えてもみないですよね。

わたしには、
自分の居場所を考えるきっかけになった出来事があったんです。

なので、
ちょっとだけ自分語りをさせてくださいね。

 

 

〇状況が変れば、それは叶わない

我が家には、生まれつき重い障害を持って生まれてきた「次男」がいます。

15歳になりましたが、
立つことも歩くこともできず、食事や排せつもひとりでできないので、
誰かのお世話にならないと生きていかれない、そんな状態です。

地域に「障害のあるこどもと、その家族の集まり」の
自主活動サークルがあり、
わたしも所属し、活動しています。
(最近はこのご時世で、なかなか集まれないのですが…)

そこは、「障害のあるこどもがメイン」のサークルなんですが、
こどもがリハビリ訓練を受けている間に、
親だけで過ごす時間があるんですよ。

「こんなことに困ってるんだけど…」
「それならこうすればいいんじゃない?」

困りごとから、悩み、グチ、上の子や下の子など「きょうだい」の話…

同じような境遇で、似たような悩みを抱えている「母親」だからこそ
言えること、聞けることがあるんですよね。

だから、
「ここは、次男だけでなく、
わたしにとっても、大事な場所なんだな…」
「これからも、ずっと、大切にしていきたいな…」

って、思ってたんです。

 

 

ところが。 


お子さんが大きくなり、自宅での介護がむずかしくなって、
施設に入所することが決まった人がいたんです。

すると、
お子さんが参加できなくなったから、
サークルを辞めることになったのです。

たしかに、
そこで個人的に仲良くなった人とは
これからも交流が続くのでしょう。

でも、
「メンバーの一員として、会の活動をすること」は
できなくなりました。

あくまで「こどもメイン」のサークルなので、
仕方がないことなんですけどね。

このことがあってから、わたしは、

いくら、
これからもずっと「ここにいたい」と思っていても、
状況が変ればそれも叶わないことがあるんだな…

ということを考えたのです。

 

 

〇それは本当にキツい…

今ある人間関係、所属している組織やコミュニティ。

所属し続けるために、なにか「条件」がありませんか。

 

職場。学校、PTA。地域コミュニティ。

退職したら。
卒業したら。
引っ越ししたら。

関係が終わってしまうのではありませんか。

 

ようするに、何が言いたいのかというと、

「条件付きのコミュニティに『だけ』所属していると、
この先、居場所がなくなる可能性がある」

ということです。

 

仕事だけしてきた人が退職後、やることがなくなって家に引きこもる…

とかは、典型的な例です。

 

もちろん、
個人的に仲良くなって、交流することは可能ですが、
そこまでの人間関係を築くのって
よっぽど気心が知れた仲にならないとむずかしいですよね。

 

自分の都合や、感情とは関係ないところで、
「条件に当てはまらなくなった」というだけで、
コミュニティから離れなければいけなくなる…。

 

もっとキツい言い方をすれば、

「自分の意向を無視されて、勝手に居場所を取り上げられる」

ということ。

 

これは、本当にキツいなぁ…
と思いますね…。

 

 

○今から、なんとかする

そういう状況になってから
あわてて居場所を探すのは大変だし、

そもそも、居場所を探そう!っていう気持ちになれるかどうか。

ただでさえ、年をとると考え方が保守的になり、
新しい人間関係を「うっとうしい」「わずらわしい」って思いがち。

 

そうやって、人とのつながりが薄れていく…。

 

そうならないために、
体力気力がある「比較的若い」今のうちに
条件付きではないコミュニティにも
所属しておく必要があるのです。

 

 

それが、趣味の活動なのです。

 

 

 

 

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