○ラブストーリーは突然に…
って小田さんも歌われてるけれど、
恋愛が始まったり、ましてや結婚まで繋がる縁ってだいぶ奇跡的な出来事だなってしみじみ思う今日この頃。
今回は、出会いについての話を少し書こうかな。
ふと思うけど、
出会いってほんと、努力だけではどうにもならない壁がある。
全く出会いがない時って、
恋人ができるってことがこんなにも難しいんだって途方に暮れるし、
だんだん「人を好きになるとは…??」って感覚になってくる。(わたしはなった)
特に社会人になってからは、職場内に同年代とかで気が合う人がいない限り完全に詰まない…??
【 家⇄仕事場 】この往復であっという間に1年とか過ぎてない???
わたしはお家大好き派なので、
誘われたりしない限りは基本、率先してアクティブな行動をしないから余計出会いなんてなかった。皆無。
出会いって、人それぞれいろんな方法があると思うんだけど。
友人関係からだったり、先輩と後輩の関係だったり、
幼馴染、バイト先、職場内、ナンパ、合コン、お見合い etc…。
そんな中、わたしと抹茶くんが出会ったのは、
今や当たり前に世の中に馴染んでいる、マッチングアプリ。
今では「あーはいはい、マッチングアプリね」、「だいたいみんなそうだよね」って感じで、驚く人はほとんどいない感覚になってるけど、
コロナ流行の前くらいはまだ、
「え!マッチングアプリ使ってるんだ!?」、「危なくない?」って敬遠している人は結構いたかなって印象。
もちろんアプリに登録してる人全員が安全な人ってわけではないだろうし、
アプリの種類によっても本気度の違いとか、いい人が多いとかの差があるって話を聞いたことある。
嘘ついてる人、下心目的の人、マルチや宗教勧誘、、
でもそれって合コンとかでも同じこと。
アプリが特別危険ってことはない。
なんならマッチングアプリのいい所は、
そういう人が混ざっていたとしても、気負わずに自分で取捨選択できるってこと。
会う前のやり取りの段階で変だなと思ったらノーリスクでバイバイできるってこと。
最高じゃん。
気にしいなわたしにとって、アプリの存在は超便利だった。
アタックするのもブロックするのも、指1本で簡単にできる。
とにかくアプリで大事なのは取捨選択する力!!!
ってことでしっかり選んだ。見極めた。
ただそうは言っても自分に合う人と出会えるかはほんとにもうタイミングの問題でしかなくて。
なんなら、相手からも自分に合う人と思ってもらえないとダメなわけでしょ。
つまり…
自分がいいと思った人→(の中で)→実際にやり取りをしたり会ったりして本当にいいと思った人→(の中で)→相手も自分をいいと思ってくれて関係を築いてくれる人
を見つけるってことだから、
「このギャンブル、確率低すぎない…??」
って打ちひしがれて、心折れてやめたくなるんだよね〜。
そもそもそれを同時並行とかで何人もと同じような流れを繰り返すっていうのが結構精神的にもしんどくなる。
何してんすか自分。って我に帰る瞬間が急にくるのよ。
わたしも、どうにもこうにもピンとくる人に出会えなくて、1回アプリ消したことある。この不毛な時間何??ってなって。
その後、なんとか荒んだ心を落ち着かせて
「また始めてみるか〜」って気持ちになって久々にアプリを開くと、
溜まっていた相手からのいいね♡的なやつがたーくさん。
(久々にみると新鮮な顔ぶれになって少し楽しい気持ちになる)
ちらちらプロフィールを見ていた中に、1人。
なんとなく気になってメッセージを送ってみたいと思った同い年の男性。
それが、今やわたしの夫となってくれた彼、抹茶くん。
ついに出会いました。アプリ1年くらいはやったかな。めげずに続けてよかった。
ビビッと!!ってほど大袈裟なものでは全然なくて。
でもほんとになんとなーく気になったし、なんとなーく気が合うかもしれないって思えたのを覚えてる。
抹茶くんからのいいね♡的なやつは、
わたしが1回アプリを辞めてた間の出来事で少しタイムラグが出ちゃってたけど、
メッセージを送ったらその日のうちに返事があって、
そこから毎日のやり取りが始まった。
ちなみに、わたしのメッセージは
はちゃめちゃに長い。
(苦笑)
どれくらいかというと、
1回の返信で、iPhoneの画面を1〜2回スクロールしないといけないくらい長い。
その中に5個以上の話題が改行で分けられている。(※全員に対してではない)
周りの人にその話をしたら、
「その量はもうケンカじゃん。」
って引かれた。悲しい。
でもそれくらい長い文章を打って語り明かせるほど気が合ったんだと思う。
何が怖いって、それだけの量のまるで文通のようなやり取りを1ヶ月続けた。
わたしが言うのもアレだけど、「抹茶くん、すご…」ってなった。
(なんならわたしよりもさらに長い文章で返事してくる)
最初は無理させてるかとも思ったけど、
聞いてみたら、メッセージの頻度・テンポ感・文章量が2人とも似ていたみたい。
LINEとかの頻度って結構大事っていうよね。
チャットみたいに高速で短文のやり取りをするとか、
1日1回で十分とか、
なんなら必要ある時以外はいらない、とか。
わたしも抹茶くんも1日1回の長文のやり取りがちょうどいいと感じるタイプだったから無理なく続けられたんだと思う。
長文をきついと感じる相手だったらわたしのメッセージみた瞬間ブロックするかも…笑
逆にいえば、わたしは送った後すぐに返信くるのがしんどいからここの相性は合わないと恋愛に発展はしないかもと思う。
(最初だけ相手に合わせてたとしても、だんだん絶対キツくなるしね。)
そんなこんなで1ヶ月後に初めて実際に会って、ご飯行ったりお出かけしたり。
初対面ですぐに打ち解けて、
「この人とはうまくいく未来が見える…!!」って会ってすぐにそう思ってた。(こういう勘って当たるもんなんだな)
今まで結婚したいからアプリやってたものの、実際に現実味を持って【 結婚 】をしっかり考えられてたかというとそうでもなくて。
今まで短いお付き合いしか経験のなかったわたし。
だから、結婚を考えて付き合った人は1人もいなかったし、
そもそも「まずは交際期間1年を目指そう…!!」っていう低レベルな状態だったから、恋愛を経てから結婚に至るイメージが全く持ててなかった。
でも、抹茶くんとの付き合いはすごい安心感があったし、
喧嘩はたくさんしたけど、だから別れる・振られるっていう心配は全くなくて。
毎回次に繋げるために話し合って解決してより仲を深めてっていうお付き合いができたからあっという間に1年が経った。
そして1年付き合った後に結婚。
ほんとに出会いって一期一会なんだなって、ふとした時に思う。
あの時アプリやめてたら出会えてなかったな、とか
相手がわたしを見つけてくれてなかったら出会えてなかったな、とか。
たまに初心を思い出すと、
新鮮な気持ちというか、当たり前じゃないんだよなって思えるよね。
恋愛関係に限らず、友達だったり仕事仲間だったり…
今自分の身の回りで関わっている人たちは、
たまたま偶然出会えて、たまたま仲良くなれて。環境が変わって年月経ってからも、変わらずに関係を保っていけてる大切な縁なんだなってすごく思う。
これからもそういう縁は大切にしていきたいなと思う今日でした。