私が帰省しない理由

私は現在大学3年生で、一人暮らしをしています。

年末年始やお盆や長期休みなど、帰省する機会は多くあります。
しかし私はあまり帰省していません。

2年半で3回ほどです。
こう書くと多く感じるかもしれませんが、1つ上の兄は夏休みやGW、年末年始、春休みなど帰れるところは全部帰っています。
それと比べるとかなり少ないです。
しかも期間も3日ほどと短めです。
両親に顔だすためだけに帰っているという感じです。


で、なぜ帰省しないのかというと
結論からいうと
友達がいないからです。
帰ったところでやることがないからです。

私は小中高で友達がいなかったというとそうではありません。
学校で一緒にいる人とかはいました。

しかし、いざ地元を出た時、
わざわざ帰ってまで会いたいと思える友達がいるかというと、いませんでした。

話すと長くなってしまうのですが、私は小中高を通して女子の怖さを知り、女子という独特なコミュニティに馴染めなくなり、人に心を開くことができなくなってしまいました。
そして、学校では「偽物の自分」みたいな状態で常にいました。
周りにずっと気を使って、周りの目を気にして、一切自分らしくいませんでした。

その結果、私には本当の友達がいません。
高校までの頃一緒にいた人達も一緒にいただけって感じでした。冷たい言い方になってしまうのですが、本当にそんな感じです。
だから、今帰って会いたいかというとそうではありません。

だから、帰りたくないのです。
友達がいない現実を突き付けられるのが辛いのです。

特に私の兄は私とは反対に友達が多いです。
かなり頻繁に帰省もしていますし、帰省している間も家にいることはほぼないくらい友達と出掛けています。

しかし、私はというと、帰ったところでずっと家です。やることがないのでずっと家です。

友達のいない現実を突き付けられます。
それが辛いです。
だから、帰らないです。

両親には申し訳ないなと思います。
長期休み近くになると「今回は帰ってくる?」と連絡が来ます。
そして、私はごめん、、と思いながら
「帰らないかも」と返します。

うちは両親が優しく帰省するなら子供にメリットがあるようにしてくれているので、交通費は出してくれますし、お小遣いもくれますし、色々美味しいものが食べれます。

それくらい帰って来て欲しいのです。

そうやって帰ることを求めてくれる場所があるのはありがたいなと思います。

しかし、帰らないです。
帰れないです。
帰りたくないです。

大阪にいればバイトしたり、ライブ行ったり、色々とやることがあります。
だから余計に帰らなくなってしまいます。

そして、こんな娘でごめん、、と思いながら帰省せずにいます。

罪悪感とともに長期休みを過ごします。

お父さんお母さん本当にごめんなさい。

帰省は休憩になる、帰省は楽しい、そういうイメージが一般だと思いますが私は違います。

ただの義務です。

親への感謝、
頑張っているという報告、
子供としての義務。

ただそれだけです。

両親はもちろん大好きです。
感謝もしています。
でも帰らないです。
なぜなら帰るのが辛いから。

きっと今年のお盆も帰らないです。

以上、私が帰省しない理由でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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