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「Yes」「No」どちらもOK!でも自分の意見をはっきりと

オランダの教育を知っていくうちに、オランダ人の生き方や考え方に興味を深くもつようになりました。

これまで心に響いた言葉を紹介します。


「何を聞いてもいい。今は学んでいるんだから」

社会人一年目の悩みの一つに「先輩に聞きづらい」ということがあると思います。しかし、オランダ人の先輩(ボランティア先の)は私にいつも
「学んでいるんだから質問するのは当たり前」
「なんでも聞いていいんだよ」
と一度でなく、何度も伝えてくれます。
先輩・後輩ともにリラックスして仕事できることが一番と言われ、
ほっとした気持ちになりました。

「何時まで働きたいの?」

ボランティアで働いているときに、私は先輩に
「今日は私の仕事は何時までですか?」
と聞くと、
「君は何時まで働きたいんだ?」
と一言。衝撃でした。
もちろん、お金をもらう仕事であれば「定時」が存在しますが、
私の場合は時間を自由に決めることができます。
「これがあるから、私は何時までいなきゃ」ではなく、
「今日はこれがしたいから私は何時まで働きます」という考え方に変化していきました。

「Yes」「No」どちらでもいい。でも自分の意見を伝えて

ときどき、ここは「はい」と言ったほうがいいのかな…
どっちでもいいんだけどな…ということ、ありますよね。
でも、自分は何が好きで何がしたいのか。
オランダ人の友達といるときもよく聞かれます。
その答えによって先輩や友達は態度を変えるわけではなく、
「伝えたいことをはっきり伝えない」ことがよくないと考えます。

そのため、オランダ人は比較的「嫌なことは嫌だ」と伝えることができ、
それは小学校のころから自分の意思を伝えることの重要さを先生は教えているように感じます。
また、「ポルダーモデル」という理論もあり、多数決ではなくお互いが納得いくまで話し合うという文化もあるようです。

まとめ

分からないことは聞く。自分はどうしたいのか伝える。
実は私の苦手分野でしただ、先輩や友達と過ごすうちに
自分らしくいることが大切だと気づきました。
まだまだ「分からないことをすぐに聞く」ことができない時もありますが、『どんな意見も受け入れられる雰囲気』を学校や職場でつくることは
とても大事だと感じました。
他にもたくさんあるので、これから紹介していけるといいなと思います。

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