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デート中の”脈あり”に観られる2つの反応を生物学的に解説

どうも。人間観察が好きな てぃーです。

人を観るのに特化した職業は何でしょう?
営業、採用人事、接客業、警察官、教師、受付...

人の心理を観るのに特化した職業は何でしょう?
マーケティング、カウンセラー、経営層、マネジメント層...

人を相手にしている限り、ある程度は相手を観察し、心理を読み、動かす力が求められる気がします。

仕事でも日頃の人間関係においても求められる根幹のスキルは変わらないものですね。

■脈あり/脈なしに観られる仕草について

カフェで人間観察をしているときによく見かける光景の1つがデートです。

もちろん、どんな方であれデート中は笑顔でポジティブな言葉を吐いているわけですから、一見して皆さん幸せそうに見えます。

しかし、表情や言葉ではなく、仕草の観点から人を観ると話は変わってきます。顔が笑顔であっても、机の下では手を用いたストレスの反応を見せる方もいれば、顔以外の全ての部位で不快を表している方もいます。

デート中に如何に笑顔であったとしても、仕草でストレスや不快を示している場合は単なる片思いで、脈なしだと言えるでしょう。

このように人の快/不快の指標となる仕草を観察することで、相手との今後の関係が脈ありなのか脈なしなのかを知ることができます。

私が行っている人間観察手法のコーチングでも、生徒の方々に”恋愛”に関する仕草のご相談を受けるので、今回は男女の脈あり脈なし時のサインについて解説していきます。
私の手法は”生物学的な観点から相手を読み解く”技術ですので、ぜひ次回のデートで役立ててみてください。

まずはじめに異性の脈ありサインについて見ていきましょう。

脈あり(=生物学的に捉えると、相手が安心や快適さを感じている)の場合、人間には下記の2つの反応が観られます。
● 重力に逆らう行動
● 急所を晒す行動

この2つの反応が非常に重要です。人間の心理を理解する上で汎用性が高い知識なので、必ず覚えて今後の人間関係に役立ててください。

1つずつ解説していきます。

まず”重力に逆らう行動”というのは、簡単に言うと「上に向く/向かう行動」のことです。
例えば、飛び跳ねる、バンザイする、眉毛を上げる、といった仕草です。

人間というのは、快適さや喜びの感情が表れた際に、この”重力に逆らう行動”を取るよう設計されています。(これは例え盲目の人であったとしても、同様の反応を示すことが証明されています)

その為、デート中に観られる脈ありポイントとしては、「踵を床に着けて爪先を上に向ける」仕草があります。
また、「靴を踵から外して、上に向けた足先の甲で靴をぶらぶら揺らす」仕草も同様の理由で、心地よさを感じていることの1つの指標となります。

他にも、相手が女性であれば「髪をかき上げる」という仕草も1つのポイントでしょう。

このように”重量に逆らう行動”には、快適さを表す意味があることを覚えておいてください。

次に”急所を晒す行動”を紹介していきます。

動物の1番の関心事は「敵から身を守ること」です。
人間も動物ですから、脅威から身を守る為に「柔らかくて弱い部位」や「血管が多い部位」といった急所を隠そうとします。

その反対に好意がある人や心を許せる人の前だと、人間は自分の急所を晒す行動に出るのです。
これは犬や猫がお腹を上に向けて寝転がるのと同様の反応ですね。

人間の急所とは具体的に言うと、「首」「脇」「手首」「お腹」などです。
これらの部位を見せる仕草は好意を表していると言えるでしょう。

その為、デート中に観られる仕草としては「椅子の肘掛けに肘を置き、手首を見せる」仕草であったり、「手首が見える状態で、腕を机の上に置く」仕草なんかがそうです。
他にも手を上げる際に「脇の下をはっきり見せる」仕草などが観られると、相手が自分に対して気を許していることがわかります。

お察しの方もいらっしゃると思いますが、この”急所を晒す”仕草には、もちろん反対の意味もあります。
ここからは、相手が警戒している/気を許していないといった、脈なしサインについてご紹介していきます。

先ほどもいった通り、動物の最大の関心事は「敵から身を守ること」です。
その為、脅威=警戒している相手やストレスの原因、を前にすると、自身の急所を隠す仕草を行います。

具体的に言うと、下記のものが「警戒している相手」、「ストレスの原因(仕事等の物事も含む)」に対して行われる仕草です。

〇 首を守る仕草
● 片方の肩を上げる/両肩を上げる
● 首を触る

〇 脇

● 前に出していた肘をひっこめる

〇 手首
● 片方の手首を握る

〇 手首

● お腹の前で腕を組む
● お腹をさする
● 鞄やクッションをお腹の前に置く

細かく見るとこれら以外にも多くの仕草がありますが、頻繁に観られる反応としては以上になります。

基本的に人間の弱点を何らかの形で守っている仕草が観られた際には、「あ、まだ気が許せていないんだな」「おや、何か問題があったのか?」と思っていただくと良いです。

下記に本日の重要な知識をまとめておきます。人の心理を見抜くにあたって重要な知識ですので、ぜひ覚えておいてください。

人間の脈あり(=安心や快適さを感じる)サイン
・重力に逆らう行動
・急所を晒す行動


下記に、本日の観察内容を載せておきます。
私のようなサイコパスが人を観察する際に何をどう見ているのか、参考にしてみてください。

また、noteの一番下に人間観察知識をまとめているので、そちらも覚えておくと相手の心理状況を理解するのに役に立つのでおすすめです。

■30代くらいの勉強中の女性:
シーン:勉強中

▼観察結果(この人どんな人?)
・女性は非常に神経質な性格である
・勉強に対しても確信が持てず、ストレスの原因となっている

▼観察内容
・下記より、女性は神経質であることがわかる。
 ⇒トートバックの口を自分側に向けて、自分によりかけている。=中身が出ないように、人に盗まれないように警戒していることがわかる。

 ⇒常に肘を机について、左手で左首を抑えながら勉強している。= 確信や自信がない。非常に神経質なのだろう。

 ⇒赤ペンの後ろに消せるゴムが付いている。= この類のペンを持っている人は心配性、リスクを考える性格であることが多い。

 ⇒脚を組んでいるが、上にある脚の向きが内側(体の中心に寄る形で縮こまっている)である。= 身を縮める反応だ。これは人間が身を守っている時に見られる動きの1つである。勉強に対するストレスというよりも、性格的なものだろう。非常に神経質だ。

 ⇒腕時計をきつく締めており、固定されている。=不安症、神経質だ。

▼知識まとめ
・首を触る=確信がない、神経質
・身体を縮こませる=自信がない

大切なのは”見る”のではなく、”観察する”ことです。

是非あなたも人を観察してみてください。
必ず見えるものが変わってきます。
それでは、また次回お会いしましょう。ではでは

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