大切な皆さんへ、感謝と決意
いつまでも布団に入っていたい寒さですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
今日は、これまでお世話になった皆さんとこれからお世話になる皆さんに、
感謝と決意をお伝えしたくて、初めてnoteに挑戦しました。
ありのままに私の言葉でお伝えするので、受け取って頂けたら嬉しいです。
我が子のように愛した、Homiracle
Homiracle(ほみらくる)は、オンラインの対話と海外ホームステイを提供するプラットフォーム。
あるがままでいられる居場所(Home)との奇跡的(Miracle)な出会いを届けたい想いから、この名前にしました。
Homiracle誕生までには、約4年間の葛藤と興奮がありました。
高校3年時、悩みも熱狂も誰にも言えず、大学受験に失敗して人生で1番の絶望を経験しました。
大学1年時、キャリアカウンセラーとの対話で自分の悩みを全て曝け出し整理することができ、心底救われました。
大学2年時、大学を休学し留学をしたフィジーでホームステイを経験し、周りの環境をガラッと変えたことでで自分が開花し、熱狂しました。
そして私は、「対話と海外ホームステイを届け、昔の自分のような閉塞感に悩む高校生を救いたい」と決意し、世界一周コンテストDREAMで約1,000人の前で夢を7分間叫びました。
その結果、2名の女子大生から「あずさの想いややりたいことに共感するから、一緒にやりたい」と声をかけてもらいました。
その後、3人でクラウドファンディングをして、72名の高校生〜社会人から約20万円の活動資金をご支援頂きました(手渡しを含む)。
そして、2021年5月に学生団体Homiracleを立ち上げ、ビジネスコンテストで準優勝させて頂いたことを機に、2022年3月に株式会社Homiracleを起業しました。
これまで、メンバーの脱退やホストファミリーと参加者の時間への価値観が違うことによるトラブルなど、大変なことは数え切れないほどありました。しかし、それ以上に幸せな瞬間が遥かに多かったと胸を張って言えます。
例えば、自分たちのサービスを0から作って届け、喜びの声や参加費を頂いた瞬間。
フィリピン出張時に、共同創業の相方とお互いの辛いことをシェアしながら号泣した時間。
参加者の高校生が想像以上の変化をし、大学受験の志望理由書に「Homiracle」の名前を書いて原体験として伝えてくれたこと。
こう感じられるのは、私に対話とホームステイの原体験を下さった方々、私を応援してくださった皆さん、起業家人材論の学びを下さる大学の先生や仲間、アクセラレーションプログラムの皆さん、そして何より共に起業し今日まで一緒に経営をしている最強の相方、わかなのおかげです。
わかなとは遺伝子レベルで繋がっているとお互いに感じていることから、お互いのことを「ゲノムパートナー(略してゲノパ)」と呼んでいます。笑
皆さん、心からありがとうございます。
株式会社CRAZYに、新卒入社します
「え、就職するの？」
と思われた方も多いかもしれません。
私自身、大学3年の4月から1年半以上、就職活動をしてきました。
起業した直後は、就職をしないことも考えました。
数え切れないほど沢山の方々に、相談をさせていただきました。
そして先月、「CRAZYに就職する」という決断を心から納得して出すことができました。
CRAZYは、「人々が愛し合うための機会と勇気を提供し、パートナーシップの分断を解消する」ことをPURPOSEに掲げる会社です。
この意思決定の1番の理由は、私の自己理念「対話を通じて存在を愛し合う社会を創る」をここで叶えたいと思ったからです。
今年の9月から10月までCRAZYでインターンをさせて頂いたのですが、社員の皆さんがどれだけ忙しくても私が質問をするとパッと手を止めて、目をまっすぐ見つめて話を聞き、問題を解決するまで寄り添って下さりました。
私は、「私という存在を愛してくださっている。社員同士で存在を愛し合っているからこそ、お客様を愛すことができているし、愛し合う機会と勇気を提供できているんだな。」と、社員の皆さんのあり方と会社の価値の全てが繋がっていることを感じて、感動しました。
営業もプロデューサーも、数時間の面会の中でお客様の人生とコアな部分で繋がり、愛する訓練を続けていて、「私もここで頑張りたい」と胸が震えました。
私自身が1番自然体で輝きつつ、人間面でもビジネス面でも一番成長できる環境がCRAZYだと確信し、入社を決意しました。
怖い、けど離れよう
もう1つ、私は大きな決断をしました。
それは、「Homiracleから離れる」ということです。
驚いた方も多いかもしれません。
裏切られたと感じた方もいるかもしれません。
ごめんなさい。
頭がはち切れそうなくらい悩み、辛かった決断。
今でも、自分の代名詞のようなHomiracleを失うことは怖い。
でも、この決断はゆるぎません。
Homiracleを離れる1番の理由は、CRAZYに集中して結果を出すためです。
HomiracleもCRAZYも、夢を叶えて幸せになるための手段だと思います。
これまではHomiracleで、主に高校生に対して対話と海外ホームステイという自分を変えてくれた手段を用いて価値提供をしてきました。
これからはCRAZYで、主に新郎新婦とその家族や友人に対して面会と結婚式という新たな手段を用いて価値提供をすることに挑戦してみたいんです。
これまで、他のものを犠牲にしてHomiracleに最大限時間を投資してきたからこそ、30人1人ひとりに価値提供をし、想像以上の変化を遂げた高校生にも出会うことができました。
だから今度は、CRAZYに没頭してみたいと思います。
これまでHomiracleの私を応援して下さった皆さんへ。
まずは、心からの感謝を伝えたいです。
皆さんがいないと、私は自分のアイデアを形にしてお届けすることや起業をすることはできなかったと、心から思います。
皆さんのおかげで、私はHomiracleを通じて夢を叶えることができました。
これまでの人生で味わったことのないような感動、困難、幸せを味わうことができました。
それでも、裏切られたような気持ちになった方がいたら、ごめんなさい。
「一生かけてHomiracleをやりたい」私はそう話した日もありました。
しかし、それはできませんでした。
周りの人や環境ではなく、私の未熟さが原因だと思います。
私は、皆さんが下さったHomiracleでの経験や学び、悔しさを力に変えて、CRAZYという新しい環境で頑張りたいと思っています。
納得のいかない方もいるかもしれない。
でも、私は覚悟と納得感を持って決断を出しました。
どうか、ご理解を頂けたらとても嬉しいです。
わかな(ゲノパ)とも、数時間に渡る対面での話し合いを何度も重ねました。
お互いの幸せな人生を心から想いあっているからこそ、互いに本音を伝え合い、頭で理解できないこと、心が受け入れられないこと、多くありました。
しかし有難いことに、お互いが逃げずに話し合うことができました。
そして、私は離れること、わかなは続けてより多くの方にHomiracleの新サービスを提供することが1番の幸せだと、お互いに納得することができました。
そのため、Homiracleはわかなが代表として、経営を続けます。
私の決断を尊重して歩み寄ってくれたわかなには、感謝しきれません。
わかな、本当に本当にありがとうね。
今もお互いにまとまらない想いや葛藤があるけど、私たちのペースで話し合って、1番素敵なHomiracle、わかな、私の状態を作っていこうね。
現在は、わかなへの引き継ぎ作業や、新メンバー候補の皆さんとの面談をしています。
わかなが安心して新体制での経営ができるまで、私はHomiracleでの活動を最後までやり遂げたいと思います。
そして、皆さんに1つお願いがあります。
どうか、Homiracleを愛し、応援し続けて頂けませんか。
Homiracleは、わかなもエンジニアもデザイナーもホストファミリーも、
各々とHomiracleの夢を叶えるために輝いている愛に溢れた会社です。
そして、たとえオンラインのサービスであっても、参加者の目の色や明日からの行動が自分らしいものに変わる力を秘めた会社です。
これからもHomiracleは、自分らしい人生や海外に一歩踏み出したい全ての人に手を差し伸べ、1人ひとりに最適な価値提供をする会社であり続けます。
そして今月20日からは、進化したオンラインプログラムを開始します。
これまで30人に提供してきた経験や反省を活かして改善したプログラムになっており、世界8カ国の親日ホストファミリーやキャリアコンサルタント等の資格を持つ対話ワークメンターと共に、準備を進めています。
以下のLINE公式アカウントで最新の情報をお届けしているので、
「応援したい」と思って下さった方、是非追加をよろしくお願いします！
プログラム参加に関心のある方は、LINE公式アカウントから「参加に興味余す！」「少し話を聞いてもいいですか？」等のメッセージを頂けますと嬉しいです。
決意と、皆さんに会いたい
ここまで、私の冗長な文章を読んで下さり、ありがとうございます。
大きな決断やありのままの想いを記してみましたが、
受け取って頂けましたでしょうか。
最近の私は、周りの方から
「表情が柔らかくなったね」
「真っ直ぐなエネルギーをすごい感じるよ」
と言って頂くことが多くあります。
そうなれたのは、もがきながらもやりたいことをやり続ける私を見守って下さった皆さん、葛藤する私の話を聴いて下さった皆さんのおかげです。
4年間かけて、ようやく
「何かしなきゃ」という焦りから生まれる不健康なエネルギーから、
「これがしたい」という好奇心から生まれる健康なエネルギーに変わったのだと思います。
でも、まだ私は行動をしない自分を受け入れられない自分がいます。
しかし、本当に創り出したい世界は
「存在しているだけで愛し合える世界」
この痛みと向き合い、自分も周りの方々も
「ああ、生きている私もみんなも大好きだ。幸せだ。」
と心で感じられる世界に向け、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
毎日、生きる幸せを噛み締めながら、圧倒的に成長します。
どうか、楽しみにしていてください。
そして、学生期間中の来年3月までに、大切な皆さんと会いたいです。
全国を飛び回って会いに行きたいなって思うので、連絡を取り合えたら嬉しいです。
これまでお世話になった方々、これからお世話になる方々、
そして自分自身に感謝と決意を伝えたく、このnoteを書きました。
貴重なお時間を使って最後の最後までお読みくださり、心からありがとうございました。
そんな皆さんと共に、これからも一緒に心が震える幸せなお時間を作っていけたら嬉しいです。
Thank you so much for being alive.
2022年12月1日
川口 あずさ
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