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過去問がなくて困っている受験生へ | Diploma受験で得られるもの

WSET Diplomaの試験は、
過去問が公開されていません。

私の受験中は受験生向けに
過去問が公開されていましたし、
Examiner’s report(ER)にも
試験対策に有益な情報が
ぎっしり載っていました。

ERは年を追うごとに
ボリュームが少なく
なっているようですね。

2019年にDiplomaの受験要綱が
大幅にリニューアルされた際に、
過去問の情報が非公開となりました。

過去問の情報がないと
対策できないですよね(汗)

正確には、
Examiner’s reportや受験生ページで
公開される情報をチェックしておけば
情報はゼロではないのですけどね。

SpecificationやGuidance等の資料には、
ここから出題しますという情報が
受験生には提供されています。

たとえどんなに時間がなくても、
これらの資料は必ずご自分で
目を通してくださいね

・Specification
・Theory Guidance
・Tasting Guidance
・Examiner’s report

上記の資料から想定問題を
作ることはできますし、
想定問題を作れるぐらいでないと
最終合格は厳しいです。

というのも、
Diploma合格者を観察してみると、
最終合格しているのは、
こんな方々だからです。
(注:私調べ)

↓ ↓ ↓

・勉強を楽しめる人
・勉強時間を捻出できる人
・継続できる人
・主体的に行動できる人
・自分でジャッジできる人
・自分でリサーチできる人
・相手のことを考えられる人
・想像力のある人
・自ら問いを立てられる人

日本でのDiploma受験生は
毎年増加しているのですが、
受験生の人数に対して、
合格者数は増えていない
ように見受けられます。

なぜでしょうか。

英語のハードルが高いから?
論理的思考が苦手だから?
忙しくて勉強時間が短いから?

これもDiploma試験と同様に
正解がない問いです(笑)

Diploma試験では
他のワイン試験にあるような
選択式の問題は1問も出ません。

単に知識を問われるだけではなく、
自分の頭で考えて回答する必要が
あります。

Diploma受験生が交流したり
情報交換をしているコミュニティが
日本にも世界にもあります。

そういったコミュニティに参加して
情報交換されることをおすすめします。

ただし、
試験に必要な情報収集は大事ですが、
ノウハウコレクターになったり
セミナージプシーになっても、
アウトプット力をつけないと
Diploma試験に合格できないのは
言うまでもありません。

情報収集をした後の行動が
大事です。

Diplomaを取得するのがゴールの人は
合格だけを目指せば良いですが、

Diploma取得後にもワイン業界で
仕事を続けたいという人は、
試験のテクニックばかりに踊らされずに
賢く情報収集をしながら
試験で戦える力を養ってくださいね。

応援しています。

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