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結婚しなくても幸せになれる時代に

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです



何年か前のこのゼクシィのキャッチコピーが
わたしは未だに凄く印象に残っている。
SNSが普及しているいま、
簡単に人と繋がることができるし
老後の孤独も心配されていない。
自由に縛りがない生活が、
魅力的に感じる人もいる。
そんなことから結婚のメリットを感じる人も
少ないんじゃないかな?

わたしも、そう思っていた!
自分が好きなものを食べて、
自分のタイミングで遊んで、
好きにお酒も飲めて幸せ。
人と生活すること自体考えれなかった。

じつは、
同棲するまえに高ちゃんから
プロポーズをしてもらっていた。
でも結婚の意味がわからないわたしは一度断って、
同棲でお試しすることを提案した。

そんなわたしも同棲して早、5ヶ月。
今月から1ヶ月くらい、
高ちゃんが出張に行くことになった。

「寂しいなー」っていいながら、
行ってらっしゃいをして久しぶりの一人暮らしを
満喫、、、
するはずだった。

あれ?
おかしい。

寂しい。

お気に入りのカフェに行っても、
お気に入りの本を読んでも、
満たされない。

全然、ハッピーになれない。

しまいには、
高ちゃんがいないことに絶えれなくて
1週間後に「SOSのLINE」を送っていた。
彼は笑いながら電話してくれたけど(笑)。


いつの間にか高ちゃんがいない世界は
わたしには考えれなくなっていたのだ。

1人で食べるごはんが
こんなに味気ないと思わなかったし、
1人で寝ることが
こんなに寂しいのもわからなかった。

結婚の意味がちょっとわかった気がする。
1人でも生活はできるけど
わたしは何気ない生活に、
幸せを感じれる高ちゃんと一緒に
暮らして生きたいんだなと思った。

私の中の結婚のメリットって
何気ないことを幸せにすること
なのかもしれない。
そもそも、一緒にいたいっていう気持ちがあれば
メリットとかデメリットとか、
考えなくてもよかったかもしれない。

はやく帰ってこないかな。

果糖さん

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