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下北沢生活10年の古着大好きな私が、10着に厳選してみた。

 服を減らしたい。
 定期的に思うけれども、私の場合は衣替えと引越しで、布に埋もれた時にやって来る。

 お片付けという共通で普遍的な話題のなかで細分化されるお洋服の部分は、書籍「フランス人は10着しか服を持たない」に代表する、憧れなのだ。
 ダイエットと同じく増やすことは簡単でも、減らして維持できるかどうかは、習慣化にかかっている。

 しかし、いざ取り組もうとミニマリストやホテル暮らしの人の記事や本を片っ端から読んで思うことは「つまらない」のだ。
 なぜって、着回しのきく流行り廃りのないスタンダードしか持っていない…いや、持てないのだから!
 そもそも、服を減らしたい人間はお洒落好きが前提で、「何か新しく可愛いの欲しいなぁ」とゆるく楽しんでいる結果、気付いたら増えているのだ。

 先日、東京ミッドタウンの虎屋菓寮で、男性が同じパンツを3着持っているという話を女性にしていた。
 格好つけないということは、意中の人でないのかなと想像しつつ、逆にそのレベルでファッションに興味がなければ、10着あれば余裕で生きていける!そういう人が存在するのだと感動したけれども、同じ服を3着なんて無理だし、嫌だ。

 カラフルなものや柄ものを持ったまま、極力お洋服は増やさずお洒落を楽しむメソッドを探しましたが、なかったので新たに作るしかない。
 ミニマリストのクローゼットを参考にしようと覗く行為は、ファッショントークの延長ではなく、事務的な効率化なのだと、理解するところからはじまりました。
 情報量の関係上、ラノベ風タイトルになりましたが、このまとめがどうか似たような気持ちを抱える人に届きますように!

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