新入社員インタビュー


1.はじめに

 今回は、2023年4月に入社した社員3名にインタビューした内容をご紹介します。応募のきっかけから入社後の印象、業務のやりがいなど、新入社員から見たアズテックを語ってもらいました。また、アズテックでは在宅勤務制度を導入しており、リモートでの研修や業務についても実体験による率直な感想を聞くことができました。


2.応募のきっかけや入社の決め手は?

青沼 前職で製造業の研究開発に携わっていたのですが、日々の業務で新しい技術を調べていたことに加えて、新しいことが好きな性格なので、特許と調査に関係する仕事をやってみたいと思っていました。また、特許を使ったビジネスを知る機会があり、特許ひとつでいろんな企業とコラボして繋がっていくという実体験をして、特許の重要性を改めて感じていました。そんな時にアズテックの採用情報を見つけたんです。特許検索競技大会で優秀な成績を収めている方が多くいることを知り、そういう方々のいる環境で知財の仕事をしてみたいと感じて応募しました。

石戸谷 公務員として仕事をしていた時に「地方に社員がいて、東京にも社員がいて、全く支障なく仕事できる時代になった」という話を聞いて、時代は変わったんだなと感じていました。どういう場所でどういう仕事ができるのだろうと求人情報を見ていた時に、アズテックが目に留まって。もともと技術職や研究職といった専門性の高い職業への憧れがあったものの、自分は文系出身なので諦めていたんです。でも、読書や勉強は元々好きなので、もしかしたら論文を読んだり特許公報を読んだりする仕事は自分に向いているかもしれない、という直感があってすぐ応募しました。そして採用選考で日本語と英語の読解試験を受けた時に感じたワクワクした気持ちが入社の決め手です。

澤田 大学で勉強した化学系の知識をもっと活かせる仕事をしたいと思って転職を考えていた時に、アズテックの求人情報が目に留まりました。企業理念の「従業員の幸せを追求する」という文がいいなと思ったのと、面接でも「健康に気を使っていますか?」といった質問を受けて、社員のことを考えてくれる会社だと感じて働いてみたい気持ちが強くなりました。

3.アズテックの社風や特徴をどのように感じていますか?

澤田 多分僕が一番年齢が低いので、緊張や遠慮はあるのですが、みなさん優しいので質問はしやすいと思いますね。例えば、わからないところを教えていただいた後にお礼を言うと、「いつでも聞いてください」と言ってくださいます。みなさん気にかけてくださって助かっています。
 会社の制度で一番ありがたいと思ったのは、教育支援制度です。制度を利用してみなさんが購入した本の一覧を見るとバラエティーに富んでいて、例えば技術の本だったり、働き方効率化だったり、資格だったり、これだけ広い範囲で教育支援制度を使えるのはすごくいいなあと思いました。

石戸谷 教育支援制度の幅が広いのは、それを業務に活かしてくれるだろうと会社が社員を信頼しているからだと感じています。みなさんがリモートでのびのび仕事をしているのも、会社が社員を信頼していて、社員がその信頼に応えている現れかと。会社と社員が良い関係を築いているという印象です。

青沼 私も教育支援制度はとてもいい制度だと思っていて、幅広い内容でスキルアップの支援をしてくれる会社だと感じています。
 あとセキュリティ対策について、機密情報を扱う会社なのでいろんなルールがあるだろうと思っていましたが、ルールが明文化されていて新入社員でも分かりやすいです。入社してすぐにセキュリティ担当者の紹介があって、分からないことは聞けば大丈夫ですよと言ってもらえたので安心を覚えました。

4.一日の仕事の流れを教えてください。

5.新入社員研修ではどのような研修をしていますか?

青沼 石戸谷 澤田 特許法・公報の読み方・調査の進め方・システムの使い方等の説明と実習を受けた後、OJTで実案件のサポートに入って具体的な調査について学んでいます。

6.新入社員研修や業務でやりがいや興味を感じたことはありましたか?

澤田 いろんな技術に触れることが面白いです。公報の抄録作成の研修では、お餅の切り込みの入れ方からシューティングゲームの特許まで、知らなかったことがたくさん出てきて興味がわきました。

青沼 技術動向調査という技術について調べる業務の実習では、内容を簡潔にまとめて要点を理解する作業が必要で、それをするには様々な分野の知識が必要だと感じました。大変ではありますが、たくさんの知識を蓄えられるということは大きな魅力と思います。

石戸谷 研修の中で一番印象に残っているのが、「公報は公文書」と教わったことです。公報はその特許内容を公開するための公文書なので、専門家でない人が読んでもわかるように書いてありますと。技術的な内容の公報を読み込む研修では、正直心が折れそうになることがあったのですが、「公報は公文書」と認識してからは「読めばわかることが書いてある」と思って読み進められるようになりましいた。心の支えになっています。
 また、技術動向調査では、自分は研究者ではないけれど実社会の少し先を見ている感覚があって、この仕事の一番楽しいところだと思っています。

7.リモートワークでの新入社員研修や業務はいかがですか?

青沼 リモートワークは初めてだったので、少し不安があったのですが、こちらから連絡すればすぐリアクションがありますし、定期的にオンラインミーティングで意見交換をする場があるので、今のところやり取りの不安はほぼないです。あとは、業務ツールやチャットに自分宛ての通知があったら、リアクションをすぐとるようには心掛けています。

石戸谷 リモートでの研修は、実際に会って研修を受けるのと、満足度は変わらないと感じました。これは直接受けたかったと思うような研修はなく、問題もなかったと思います。
 普段気をつけていることは、できるだけ遠慮しないということです。最初は緊張や遠慮がありましたが、遠慮しているとタイミングを逃したり、伝えたいことが伝わらなかったりするので、意識して細かいことでも質問するようにしています。
 あとは、在宅勤務なので普段一人で部屋にいて仕事していると、どうしても集中力が途切れてしまいます。集中力が途切れそうになった時のセルフコントロールはまだいい方法を編み出せていなくて、自分の課題だと思っています。何か良い方法があったら教えてください。

青沼 私は業務用携帯電話にアラームをかけて時間の区切りがつけられるようにしています。集中しすぎると時間の間隔がつかみにくくなり、作業に時間をかけすぎたり、疲労に影響してくると思っています。やっぱり一時間ぐらいずっと座って固まって作業していると体に負担がかかるので、軽くストレッチしたり、体を動かすように心がけています。

澤田 僕もリモートワークは初めてで、慣れるまでは違和感があったのですが、慣れれば満員電車に乗らなくていいので、すごくいいなあと思いました。気を付けていることは、リモートだと顔や動きが見えなくてコミュニケーションエラーが起こりやすいと思うので、簡潔に相手に伝えたいことを伝えるようにしています。研修の時は特に、わからないことは「これがわかりません」としっかり伝えるように気をつけました。

8.リモートワークをするようになって、生活に変化はありましたか?

青沼 通勤にかかる時間がないので、その分の時間を家のことや自分や家族のことに使えるようになって、その変化はありがたいと感じていますね。

石戸谷 私は自分のために時間を使えるようになって嬉しいです。朝家族が出かけた後に、ソファーに座ってコーヒーを飲んで本を読めるとか、そういう時間が増えました。あと、昼休みに洗濯物を取り込んでおけば、子供が帰ってきた時にちゃんと隣で宿題を見てあげる時間ができて、少しずつ自分の理想の生活に近づいている感じがします。

澤田 家のことはあまりやってないんですけど…出社だと昼食は外食になるけど、家にいると昨日の残り物などを食べられるので、生活面で融通が利いていいと思います。
 ただ、リモートワークで家から出る機会が減って、歩く時間も減ったので、定期的に運動をするように心がけていますね。ジムに通ってちょっと体を動かしています。

9.インタビューを終えて

 新入社員の率直な感想や仕事の様子は採用担当としてとても興味があり、採用活動のよい振り返りにもなりました。今回は、アズテックを身近に感じていただきたいという思いからインタビュー内容をご紹介しました。読んでくださった方に、アズテックや特許調査業務について少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。

・2023年度の採用活動予定
 2023年度は12月頃から採用活動を行う予定です。会社説明や面接をWeb会議で実施しており、リモートの利便性を活用して選考します。


採用担当 松本



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