【美容】炭酸はなぜ美容効果があるのか

炭酸は古くから健康に用いられてきました。
今では美容目的で炭酸パックをしたり炭酸水を飲む方も多いのではないでしょうか。
元々は伝統医療でも用いられ心臓疾患や高血圧など様々な病気の治療に活躍してきました。

ヨーロッパ地方（特にドイツ）で、高濃度の炭酸泉が多く湧き出しており、
「心臓の湯」と呼ばれているそうです。
特に、ドイツの「バーデンバーデン」は有名な温泉保有地で、13種類の温度と成分の異なる温泉があり、温泉治療を目的に世界中から多くの人々が訪れるそうです。

炭酸ガスには、高温のお湯に大量に溶けないという性質があることから、泉温が高い日本の様な火山活動が活発な国では、高濃度に炭酸ガスを含んだ天然の炭酸泉に出会うことは非常に稀です。しかし、その中でも、大分県竹田市直入の長湯温泉は日本で最も良質な天然炭酸泉が湧き出ることで有名な温泉みたいです。

ここからはなぜ炭酸が美容に効果があるのかを説明いたします。
それは至ってシンプルで「血行促進」の為です。
美容に限らず、病気も血液循環が原因でなる病気がほとんどです。

なぜ血行が促進されるのか？説明したいと思います。

ひとつは「血管拡張作用」です。
炭酸入りの入浴で血行が促進されることは薬理的にも常識となっており、
炭酸が血管を拡張させ、血流を増加させることは古くから知られています。

もうひとつは「細胞への酸素供給」です。
炭酸の化学式は「H2CO3」です。
これが体内に入ると
H2O→水
CO2→二酸化炭素
となります。

二酸化炭素が体に多くなると「酸素がたくさん必要なんだな」と体が判断して、
せっせと抱えていた酸素を放します。
これにより、細胞への酸素供給が盛んになるのです。

また炭酸には汚れを落とす効果があります。
なぜならタンパク質に吸着する性質があるからです。
その為、古い角質や油脂などの毛穴の汚れを取り除くことができます。

これから炭酸のパックなどいろいろ試してみようと思いますので、
試すたびにnoteに更新していこうと思います！