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医とはなにか?という哲学的な問い

医とはなんでしょうか?
この事を理解していない医療従事者は多いのではないでしょうか。

ぼくは、哲学が好きなので、
そういう問いを自分自身にもつことを大事にしています。

医とは何か?
「医は仁術である」

医は仁術なりの意味は
「医は、人命を救う博愛の道である」(広辞苑)

『JIN-仁-』
という漫画を原作としたテレビドラマが流行りましたね。
大沢たかおさん主演のドラマです。
このJINも仁術からきています。

医とは何か?
医は仁術である

この問いに答えられる医療従事者は多いと思います。

では、
仁術とはなにか?
仁とはなにか?
この問いに答えられる医療従事者はほとんどいないのではないでしょうか?

その答えは孔子の論語に書いてあります。
儒教が示す大切な徳に「八徳」があります。
「八徳」は「仁・ 義・礼・智・忠・信・孝・悌」で構成されています。

その中でも仁は1番大事とされています。

では、本題にうつります。
仁とはなにか?
それは、
『受け入れる』
『許す』
ということなのです。

患者さんを
受け入れる。
許す。
この事が最低条件なのです。

受け入れるということは、
病院に受け入れるということではなく、
その人の気持ちを受け入れるということなのです。

ぼくの祖父は病院嫌いで医者嫌いでした。
大抵の病院と医者は嫌いでしたが、
好きな医者も中にはいて、その人の事は信頼していました。
その医者は、受け入れるということをする医者なのです。
なので、ぼくの祖父は医とはなにか?
という問いの答えをよく理解しているんだなと感じました。

ぼくも同じく、
医とは何か?
がわかっていない医者にはかかりたくありません。
しかし、わかっている医者にはかなり信頼を寄せますし、好きになると思います。

医療従事者は
医とは何か?という哲学的問いを考えなければならないと思っています。

ぼくは医者ではありませんが、
医者にかからないで済むような身体でありたいと思っています。
そして、そういう身体になる為の模範となりたいですし、
その為にら必要な事、心構え、を伝えていきたいとも思っています。

次回、西洋医学の落とし穴について説明したいと思います。

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