新卒で入社して数年目の社員に、当社のことを聞いてみた!
※お知らせ※
本記事は、オンラインで実施した「学生×先輩社員座談会」の様子を、インタビュー記事に編集しなおしたものです。
質問の順番等は適宜修正しています。
こんにちは。AZN採用担当の飯塚です!
今回は、新卒社員紹介第一回目ということで、新卒で当社に入社してから数年経過し、現在活躍中の先輩社員をご紹介します。
新卒ならではの目線で色々お話しいただきましたので、ぜひ最後までご覧い!
社員紹介
まずは、今回インタビューに協力してくれたお二人のプロフィールをご紹介します。
■財産コンサルタント:鈴木さん
2018年入社。個人のお客様への相続税対策コンサルティング、中小企業の株式承継等、幅広く担当されています。
■事業承継コンサルタント:酒井さん
2022年入社。企業オーナーのお客様へ、親族承継・M&A・財団設立等をご提案しています。
AZN入社理由(志望動機)
それでは、まずは学生時代にどのような業界を見ていて、そのなかでなぜ当社にご入社いただいたのか、「入社理由(志望動機)」を教えてください!
(※他社との比較は個人の意見である点、ご了承願います)
―(酒井さん)
私は学生時代から事業承継に関心があったので、信託銀行やコンサルティング業界を中心に見ていました。
信託銀行のインターンシップに参加した際、どうしても一定の商品の提供に縛られてしまったり、お客様の本当のお悩みに寄り添った提案ができないのでは、と感じてしまいました。
それに対して、AZNはお客様の悩みを正しく分析し、外部機関と提携して最適なソリューションをご提供・コンサルティングができるため、入社することに決めました。
また、AZNのインターンシップにも参加していたのですが、雰囲気が自分にとって心地よいな、と感じたのも理由の一つです。
―(鈴木さん)
自分は金融系を主に見ていました。ただ、何か商品を販売・提供することにおいて、不要な人には売りたくないな、という想いがありました。
就職活動中、いろんな社会人に話を聞きましたが、転職した人も多くいて、転職理由を聞くと「ニーズのない人におすすめしなきゃいけないのが辛くて辞めた」と言う人が多かったため、そういう会社には行きたくないなと思っていました。
そんなとき、AZNをたまたま知って説明会に行ったら、当時は代表の蓮見さんが会社説明をしていて、「今のままがお客様にとって最適なら、何も提案しなくていいんだよ」と話しているのを聞き、「こんな会社あるんだ!」と思い、選考に進んで入社に至った、という感じです。実際に入社してからも、対策が不要なお客様にはその旨を説明し、「今の状態を維持していきましょう」とお伝えしています。
「コンサルタント試験」について
入社3年目に一人前のコンサルタントになるための試験がありますが、学生時代から何か対策はしていましたか?
―(鈴木さん)
この試験が始まったのは、自分が入社した年からだったので、学生時代は対策はしていませんでした。
試験は、筆記試験はFP2級・簿記2級・宅建の内容から出題されます。
また、実技試験もあり、実際のお客様の対応を模したロープレ・資料説明もあるので、ここは会社に入ってからじゃないとできないことですね。
なので、学生のうちはFP・宅建に少し触れておくと良いです(簿記分野はそこまで難しいものではないので)。
―(酒井さん)
私は就職活動を終え、時間がある夏休みの期間で簿記と宅建の勉強をしていました。
ただ、入社してから人事部による研修期間があるのですが、その期間中に集中して勉強する時間が取れるので、大学時代にがっつり取り組まなくても、楽しんで勉強する程度で問題ないと思います。
AZNで活躍するための能力とは?
―(酒井さん)
この疑問については、私も毎日考え、奮闘しているわけですが・・・「何かをつきつめて調べて、問題点・解決策を頭の中で整理して、アウトプットする」という作業が非常に重要になると考えています。
コンサルティングをしていると、税務・法律等分からないことが多々出てきて、インターネット・本・外部専門家を駆使して自分の中で論点をまとめることが求められてきます。
このスキルを培うために大学時代にできることとしては、ゼミの活動・卒業論文で同様のことが求められるので、この点を意識して取り組んでいただければと。
―(鈴木さん)
現在の業務では個人のお客様とお話しする機会が多いので、「話し方(落ち着いて話す)」「正しい言葉を使うこと」を意識しています。
また、「嘘をつかない・素直である」というのが大事です。こういう部分って、お客様はすぐに感じ取られるんですよね。
お客様から質問を受けて、わからないことがあったとき、無理に答えようとするのではなく、「すみません、調べてきます!」と対応したほうが、むしろお客様には「しっかりと調べてくれて、正しい回答をしてくれるんだ」と受け止めてもらえるので、素直に仕事をするというのが、求められる資質だと思います。
入社前後でギャップはありましたか?
―(鈴木さん)
会社の雰囲気等はギャップはなかったですが、「業務の幅の広さ」はかなりギャップがありました。
当社は「総合財産コンサルティング」を掲げているものの、入社前は「そんなに業務の範囲は広くないんじゃないかな」と思っていたのですが、6年目になった今でも、まだやったことがない仕事がある状態です。
「うちって、やろうと思えばこんなことまでやれるんだ」と、お客様に提案できる選択肢の幅の広さを感じたのは良いギャップでしたが、その分、色んな知識を入れなければいけない大変さ、というギャップがありました。
―(酒井さん)
鈴木さんが言ったことは、すべて私も感じています。
入社して、まず業務の幅の広さに驚きました。事業承継の業務では主に税務や会社法の知識が必要となりますが、それ以外の専門知識が必要となることも多く、外部の司法書士や弁護士と協業することもあります。
また、コンサルティングをするお客様の財産規模が非常に大きいこと、そして新卒から2年目でそのようなお客様と向き合えることに驚きました。
同時に、財産規模が大きいほど、抱える悩みも深く、解決も大変なので、ずっと勉強していく必要があると感じます。
勉強の大変さのギャップはありましたが、勉強をすればするだけお客様の役に立てる実感がわきますので、「明日も頑張ろう!」と思えています。
一日のスケジュール+勉強時間の確保の仕方を教えてください!
当社の就業時間(定時)は9:00~17:30ですが、どのように一日を過ごしているのか。
そして業務の幅広さゆえに勉強が必要、と話す二人は、仕事をしながらどのように勉強時間を確保しているのかを教えてください!
―(酒井さん)
仕事は所属するグループ内の朝礼から始まり、今日何をするのかをグループ内で共有をします。
その後、午前・午後に1件ずつ、社内でミーティング(30分~1時間)をしたり、お客様と面談(約1時間)をすることが多いです。
事業承継コンサルタントのお客様は経営者の方になりますが、お忙しいからかオンラインでの面談を希望される方が多く、WEBと対面の割合は、7:3くらいです。
その他の時間帯で、翌週に使う資料の作成等をしています。
夕方には、グループによりますが、夕礼をして一日の振り返りをすることもあります。
勉強時間については、一年目は残業したことがほとんどなかったので、夜はずっと勉強時間に充てられていました。二年目から本配属となり、残業する日もありますが、自分で調整したり、上司に相談して勉強時間を確保することはできます。
―(鈴木さん)
朝は家からお客様のところへ直行することもあり、一番早くて10時に1件目の面談をします。面談件数は、大体一日あたり2~3件です。
面談を終えて会社に戻ると夕方になるので、それから翌日以降の資料作成や案件の内容検討を行います。
残業は、繁忙期は遅くなることもありますが、大半の人が19時台に退社していますね。自分は、夕方に面談が入る場合は、そのまま家に直帰して、残業をしない日をつくるようにしています。
スケジュールの調整は、お客様に合わせてすることが多いです。
お客様もお仕事されていたり予定があるので、「夕方じゃないと時間がとれない」等のご要望に合わせています。
逆に、急ぎでお打ち合わせをしないといけないことがあれば、当社から調整をお願いすることもあります。
勉強時間は、私も一年目は残業は多くなかったので、入社間もないうちは勉強できますし、土日は会社が休みなので、その時間で勉強しています。
資格取得を目指す方は、朝早めに来て自席で勉強している方もいますね。
新卒に期待すること・求めていることは?
学生さんからは、上記の質問に加え、「面接で何を見て、求めていることがあるのかをどうかを見極めているのか」もご質問いただいたので、飯塚もあわせて回答しました。
―(鈴木さん)
ちょうど今自分の部署に入社1年目の社員がジョブローテーションで来ていて、その人たちに話していることをお話ししますね。
新卒でこの会社に入ると、知識もない状態であり、もう全部がわからない。自分も入社したばかりのときは、常に頭の上に?マークを浮かべながら仕事をしていましたが、わからないことをわからないままにせず、人に聞く。
社内の人たちとコミュニケーションを積極的にとり、自ら考えて行動する方が来てくれたら、先輩社員として嬉しいですし、仕事を任せたい、とも思いますね。
先輩に話しかけるのは怖いと思いますが、勇気を出して話しかけてみて、一度仲良くなっちゃえばその後は何でも話せるようになりますので。
―(酒井さん)
私の実体験から申し上げると、「謙虚さ」が本当に大事だと日々感じています。
大学時代は、自分のやりかたにこだわってしまったり、わからないことが恥ずかしくて先輩や大人に聞けない、ということがありました。
入社してからは、「わかることが『ない』」という状態だったので、わからないことを恥ずかしがらずに、「私わかりません、教えてください」という謙虚な姿勢で質問して学びとる、ということ繰り返していくうちに、少しずつ知識がついてきたかなと。
なので、謙虚な姿勢で、誰かに教わるときは感謝の気持ちをもつ、ということを続けていれば、成長できるのかなと思っています。
―(飯塚)
お二人が話してくれたことは、どの会社でも求められることですが、幅広い業務を取り扱う当社では特に重要なので、ぜひ覚えておいていただければと思います!
私から追加することとしては、「何事にも、自分なりの考えをもつこと」が大事だと考えています。
これは、自分の考えが正しい/間違っている、ということは然程重要ではなく、何でも良いから自分の考えがないと、何かを教える立場からすると、どこから説明・指導すべきか困ってしまう。
また、先ほど鈴木さんが言っていた「積極性」にもつながってくる部分かと思います。
そして、「それを面接でどうやって見ているか」ですが、選考に進まれる方は履歴書を作成して事前にご提出いただきますが、一次面接官が私の場合は、必ず事前に書類に目を通しますので、「志望動機」「学生時代頑張ったこと」等、履歴書を見ればわかることは聞きません。
「なぜ、あなたはこのアルバイトをやろうと思ったのですか?」「どうして、この取り組みを自分がやらなきゃいけないと思ったのですか?」のように、行動を起こした理由を詳しく聞くようにしています。
「なんとなくやったことに、具体的な理由なんてないよ」と困っちゃう方もいるかもしれませんが、なんとなくやったことであっても、必ず何かしらの理由・選択はあったはずで、それを深堀して言語化して、面接で話していただけると嬉しいです。
学生に向けて一言
―(酒井さん)
ちょうど今就職活動が忙しい時期だと思いますが、就職活動で一番大切なのは、最後に「やりきった」と自分の中で思えることです。
自己分析・インターンシップ参加等、やることが多岐にわたりますが、例えば自己分析も自分だけでやるのではなく、友人・大人からどう思われているかを聞いてみたりと、たくさんの人に頼って大丈夫です。
「この企業に出会えて良かった」と思えるように、最後まで頑張ってください。応援しています!
―(鈴木さん)
当社にご縁があってご入社いただけた場合のことをお話ししますが、正直なところ、最初は大変です。
何もわからないところから始まりますし、当社は中途入社の社員も多いので、知識の面では難しさを感じることが多くあります。
ただ、当社のエキスパート職(管理職ではなく営業を極めるキャリア職のこと)の社員が言っていましたが、「AZNに新卒で入社すると、すべての知識を満遍なく習得できるので、お客様にとって本当に良いものを提案できる。中途入社の場合、前職の知識に流れてしまう人も中にはいるが、新卒はそれがない」と。
大変さは伴いますが、幅広く知識が得られるのが、この会社の利点です。
就職活動で一番大事なことは、酒井さんも言っていましたが、悔いがないようにすること。
内定取得しても、「本当にここで良いのかな」とちゃんと考え、わからないことがあれば、人事や色んな人に聞いてみる。
就職活動で決める会社は、大学を卒業した最初の時期、長ければいつまでも自分の人生に関わる会社となりますので、「入社して良かったな」「自分の判断は間違ってなかったな」と思えるよう、頑張っていただきたいです。
(インタビュー終了)
座談会は平日開催でしたので、学生の方も先輩社員の二人も、お忙しいところお時間いただき本当にありがとうございました!
新卒で入社した二人ならではの意見をたくさんうかがえ、中途入社の私も多くのことを学ばせていただきました。
「もっと会社のこと知りたい!」という学生の方は、ぜひ様式適宜で採用担当飯塚までご連絡ください。
今後もイベント開催や記事配信をして、当社の魅力を伝えていきますので、引き続きよろしくお願いします!
それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。