恐れは予防するもの
「〇〇さんにとって大学からの卒業は大きな転換点みたいだね」
私が大学院を修了し社会人になった時のことを考えるうちに
久々に泣いたという出来事を話すとカウンセラーの方がそう返した
そのことはすっかり忘れていた
私が1年前大学を卒業した時
「大学」という傘から出ることを恐れていたことだったのに
自分は進学することで大学に残ることを選んだ
だけど周りの多くは社会人になることを選び進んだ
私は大学院に進んだのは確かに自分がその道を望んだから
だけど自分が社会人になるということが
自分に大きな変化をもたらすだろうという恐怖もあった
今社会人になったら自分は間も無く精神的に潰される
その恐怖がどれだけ前向きな決断の裏を占めていたのかはわからないし
実はそれが大きな部分を占めていたが向き合いたくなかっただけかもしれない
過去にこんなことを書いていたな
とふと思い出した
けど直接「卒業」という言葉と結びつけてはいなかった
私は大学という傘から出ることを恐れて泣いた
泣いている時私にとって大学から出るということは
自分の「死」にさえ結びつくと思っていた
悲観的かもしれない
だけどそれくらいに
私にとって学生であるという傘は大きなものだ
「〇〇さんにとって大学からの卒業は大きな転換点みたいだね」
その言葉に続けてカウンセラーの方はこうも言っていた
「〇〇さん次第でその悲観的なものは遠ざけられる(私の解釈)」
と
大学院に進学した自然な決断に
もしかしたら「予防」という考えがあったかもしれないと
そんな話をしておきながら私は
「予防の観点」があることも忘れていた
「でも予防と言ったって…」
私の不安の源は環境の変化
特にこれまでいた周りの人の変化だろう
それを予防するとなった場合
人を雑に使う 都合のいい扱いをすると思い躊躇いが生まれた
頼れるのは親の昔からの知り合いかなあ
とかその時はぼんやりと思っていた
しかしどれも親に言うには申し訳なく
自分の情けなさをより感じ辛くなるだけだった
それから数日
私の近況を比較的よくしてくれている人にする機会があった
その人と話すことで私の気持ちは軽くなった
それはまた別の話
今回の考えを経て環境や周りの変化に弱いことは受け入れた上で何かをするべきなのかもしれない
そう思った
それはある種自分がこれまで何度も言ってきた
夢や理想を諦めるということ
でも泣くほど辛いことと向き合ってでも取り組むことは
自分にとって幸せと1番かけ離れているのではないか とも思った
結局はそこをまだ認めたくなくてもがく人の話でした
【余談】
私ごとながら最後の(にしたいと思っている)セメスターが始まりました。
正直noteに触れることができる時間なんてほとんどないと思っています。
なので、こんな感じで「やる気が出ない」とか「どうしようもない」と思っている時に帰ってきます
「この流れ前も見たな」と思ったあなた。
正解です。
こんなこと言っていますが1週間くらいで帰ってくるでしょう。
みなさんもお身体には気をつけてね。
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