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お堅い文章は今を守るための文章
「普段からこんな文章なの?」
「ちゃんとした文章だね笑」
プライベートなやりとりにおける私の文章に対する感想である。
慣れている人からすると
「あ、○○の文章だな」
と思うらしいほど私と結びついている文章だ。
そのような印象を他の人が持っている一方で
私としてもお堅い文章を書きたいわけではない。
文章の書き方でその人の印象も変わるし、人との距離感も変えられるだろう。
プライベートの付き合いにおいて、堅い文章はやめた方がメリットがあると思っている。
プライベートな関係において関係性を生み出す、発展させる場合「堅い文章」は向いていないと思う。これは偏見。
なのにそれがやめられない。
そう気づいた話を今回をつらつらとしていきたい。
堅い文章をやめてみようか
やめることを試みた際に実際大した努力はしていない。
それまで送ってきた文章から
意識的に堅さを取っただけだ。
それだけ。
自分の中で違和感こそ残るが、
思っていたより書くことに苦労することはなかった。
しかし、直すことが難しく感じる点もあった。
文章の内容だ。
イメージとして、普段の文章の語尾が変わっただけで文章内容自体は変わることがなかった。
そこばかりはどう直していいのかわからなかった。
やっぱりやめた
完璧に堅い文章を書くことができるようにならないうちに、私は脱・堅い文章を書く運動をやめた。
改めて、「堅い文章」と言われるものをやめた際のことを考えたことが背景にある。
私は確かにプライベートな関係性において魅力的な
「堅くない文章」に惹かれた。
しかし、1つ恐れたことがあった。
「堅い文章をやめることで人を傷つける可能性があるな」ということだ。
「別に堅い文章だからそれを防ぐことができるわけではない」と、主張する人もいるだろう。
それは全うな意見だし私もそう思う。
しかし
・私の人を言葉で傷つけた過去の経験
・文章とは打って変わって無責任に反応する私の口
(=文章にすら枷を外すこと)
のことを考えると「堅い文章」の方が意識的な点をはじめとして望ましいと思うようになった。
言葉遣いをはじめとしてどこか意識している(無責任に言葉を選んでいない)はずだから、どこか調子に乗って傷つけることをいう可能性が減るはず。と考えた。
それでもあきらめたわけではないよ
関係性を生み出す、発展させるのは確かに大切であり魅力的だ。
しかし、私はそれ以上に今の関係を守り大切にすることを選んだと言える。
ただ単に「堅い文章」をやめるというアプローチが合っていなかっただけかな。
だから私は何らかの自分にあった姿勢や文章術のようなものを身に着けたいと思っている。
今の関係も大切に守れて、新しい出会いもより素敵なものにすることができる方法を身につけたい。
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