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本と共に寝る息子

私は幼い頃から本が大好きです。小3の時、休み時間に一人で図書室で過ごし、授業開始のチャイムが鳴っても読書に夢中で気づかず、先生や友達が私を探しに来るという事がありました。それ以外の学童期の記憶はほぼ無いのですが、それだけはアラフォーの今もずっと記憶に残っています。本当に本が好きで、毎日色んな本を読んでいました。

子供が産まれ、どんな本を読み聞かせようか、まずは絵本だよな、どんなのを買おうかな、まずは試しに図書館で借りてみようかな、と、自分の為じゃなく、息子の為に本を選ぶのもとても楽しくて、彼の幼少期に親子で一緒に本を読む時間は至福の時でした。

市立図書館では1人10冊、県立図書館では1人5冊借りられるので、私と息子の2人分を2館で借りられるだけいつも借りていて、毎日毎日かなりの数の絵本を読んでいました。息子の誕生日やクリスマスに絵本をもらうことも多く、彼は本当に本が好きな子になりました。

うちの息子は、幼少期は絵本、小2くらいからは挿絵が入った読み物、高学年からはライトノベルと順当に読み進んで、中1の今は漫画が圧倒的に多いです。

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特に歴史漫画。日本の歴史と世界の歴史は角川シリーズ全巻揃えて、小学校から今に至るまで、もう何度も何度もずっと繰り返し読んでいます。おかげで社会科がめちゃくちゃ得意になりました。

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子供というものは、繰り返し読むだけで内容をすっかり覚えてしまう訳ですが、こういうのはやはり興味があってこそ。息子には歴史がヒットしたようでした。

漫画は凄いです。高学年位から図書館の本は借りても読まなくなったので借りなくなり、家の中に購入した漫画が増えていきましたが、漫画は私が思ってる以上に子供への影響力がありました。めちゃくちゃ役に立ってます。

今は、はたらく細胞やDr.Stoneのような教育に役立つ漫画もたくさんあるので、楽しみながら学べてとても良いです。レンタルコミックもあるので、試しに借りたりもしています。

そういえば私も小学生の頃、偉人伝の漫画とかいっぱい読んでました。昔からあるんですよね。キュリー夫人とかエジソンとか、みんな漫画で功績を知ったような。

息子は漢字の絵本とか漢字の成り立ちなんかの読み物も割と幼い頃から読んでいたので、漢字も大好きになりました。現在は漢検準2級を持っていて、次は2級を取るそうです。自分から受けたいって言ってました。

ムスカのように、読める、読めるぞ!みたいな感じなんでしょうか。難しい漢字が読めると、一人で解読できたような快感がきっとあるのだと思います。

夜寝る前は読書が日課の息子。読みだすと止まらなくなり、なかなか寝ません。22時頃に、明日も学校あるよ、朝起きられないから早く寝ようよ、と声を掛けても反抗期で母親の事は無視。とりあえず放置して、少し時間が経ってから寝室を覗くと、大抵煌々と灯りを点けたまま寝落ちしていて、いつも彼の腕の中には本があります。

頼むから、電気消してから寝て。あと、本によだれ付くぞ。と思いながら、いつも抱きしめられて苦しそうな本を救出して、電気を消す日々です。

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