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なぜお役所は変われないのか

 アウトプット、サボっていたので再開します 

地方公務員として勤めていると人事異動は転職みたいなもので、生活保護担当が次の日秘書だったり、スポーツ振興で土日イベントで休む間もない日々が税職場で平日窓口対応をする
こんなサイクルが2、3年周期であると広く浅いスキルしか得ることが出来ず、前例踏襲にならざるを得ないのは当然な結果なのだ
 そんな通常コースとは異なり僕は33年間のうちに企画財政がほとんどで残りは都市政策である。
役所役場で花形でイロハである税と福祉経験がない僕は、常にイロモノ扱いされてきた、
 財政や企画で調整をし、論破されると相手は最後に必ず「お前は現場を知らん」と捨て台詞を吐く。
現場?彼らの現場とは住民と直接接する職場のことを言う。まさに税と福祉に代表される部署である。
 財政はともかく企画という課は時代の浮雲で、新しい動き、国の要請などをまず受け止める部署で、行政の文化化、女性政策、国際交流、広域連携などまず企画が担当し枝分かれしていく、昨今では公民連携、この先月移住計画とか国から要請されれば窓口になるであろう、知らんけど。
 で、まぁ得体の知れないことをやりつつ組織内にリリースすること時にとんでもないエネルギーを使う、相手方の部署に引き受けさせないといけないからだ。これは日常的に行われていて、定額給付金だの、物価高騰対策なの、国は言うだけでお任せさせておいて後出しジャンケンで文句言ってくる
物価高騰の中身も、市内商業活性化なのか低所得対策なのかで、うちじゃない合唱コンクールの開演だ!それを指揮する企画の身にもなれよ 挙句どこも引き取らないとなると、必殺のPT、WGだ
結局これも事務局をどこかに置かなきゃならないので企画が引き受けてしまう。
住民に対しての現場はレギュレーションやルールがあり、どんなに怒鳴られても、カオナシに徹すればいい、法律、規則で決まっています、私が言ってるのではありません
しかし企画の庁内調整は治外法権、世紀末北斗の拳の世界だ。
税や福祉から異動し、企画なんて簡単と颯爽とやってくる先輩がこれも現場だと理解し挫折していく姿を何人見てきたことか?事件は会議室でも起こってるのです、青島さん

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