休むって難しい?

こんにちは。あざらしです。精神心理系のお仕事をしています。自分のことや心理系の話題などつらつらと書いています。

最近だいぶ体調はよくなっていました。それでも仕事の日は帰ってからよく動悸がします。仕事中は全く起こらないんですけどね。(むしろ『いつも元気ね』と言われる。)

いや、休みなさいよって思いますよね。私もそう思います(笑)

でもお金大事じゃないですか。期待に応えたいし、できないと思われたくないじゃないですか。

好きなときに好きなだけ、罪悪感なく焦りもなく休めたらそれは幸せだけど、大人になればなるほど色々なものを抱えていてなかなかそうはいきません。

大人って難しいですね。

でも息子(小5)に聞いたら、『子どもだって難しいんだよ!』とのことでした(笑)

話を戻しますが…

頑張りたい自分と、休みたい自分と、両方大切にするにはどうしたらいいのかなと、考えていました。

私が日頃教科書にさせていただいている本の1つに

自衛隊メンタル教官が教える折れないリーダーの仕事  
                      下園壮太 著         

があります。

そこには、災害派遣等で活動される自衛隊の方々は

業務予定の中に、必ず、部隊の戦闘力回復の期間が組み込まれる。

とありました。つまり、時間が空いたら休もう。ではなく先に休む予定を決めるのです。

イベントや仕事の前後、自身の体調が悪くなりやすい時期(季節やホルモンバランス、トラウマがある時期など)などに、先に、いつ休むのかを予定として決めておく。

私はこの方法を使うようにやってから、かなり体にも心にも余裕ができました。(まぁ予想外に撃沈することはありますが…)

ちなみに間違えてはいけないのは、『ストレス発散』ではないということ。スッキリしたくてと動いていると、好きなことでも体力ゲージは減っていくものです。

休みの予定の日は、よく寝て、できれば温かいものを食べて、とにかく一日ゴロゴロします。夜もできるだけ、きちんと睡眠はとった方がいいです。

睡眠障害があるならお昼寝で補い、お昼寝したら夜寝れなくなるというところまで回復したら、今度はお昼寝をしないでその分読書や音楽などとにかく心がリラックスする、ゆったりできる時間を過ごします。

罪悪感などはいりません。だって、これからいい仕事をするための準備なんですから。

私も、うつ病の方に『休むなんて申し訳なくて…』というお話を聞きますが、『また自分の思うとおり動けるようになるための準備です。今は休むのが仕事だと思ってください。』とお伝えしています。そもそも頑張りすぎて体力気力ゲージがスレスレになっているからうつ病になっているとも言えますしね。

私も、もう少しの間『休み』の時間を増やして、またいい仕事ができるように整えたいと思います。

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