うつは甘えって
こんにちは。あざらしです。精神心理系のお仕事をしています。自分のことや心理系の話題などつらつらと書いています。
テレビでもよく目にするようになったうつ病。今は心療内科・精神科への抵抗感もだいぶ少なくなり、相談もしやすくなったように思います。
それでも、経験がない方や、身近にそういった方がいらっしゃらない場合はあまり関係がないように思われているかもしれませんね。
『うつ病』というと、縁がないように感じるかもしれませんが、『抑うつ状態』という言葉があるのは知っていますか?
「ゆううつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される症状を抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。うつ状態という用語のほうが日常生活でよく用いられますが、精神医学では抑うつ状態という用語を用いることが多いようです。このようなうつ状態がある程度以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。 厚生労働相HPより抜粋
誰だって、落ち込んだり、なんだか憂鬱だなと感じたことはあると思います。失敗したり、疲れてしまったり…理由はそれぞれありますよね。(小さなものが積み上がって理由がわからないこともありますね。)
そこから短期間で持ち直せたり、また気力が湧いていけばいいのですが、長い間ずっとこんな状態が続いてしまうと最終的に『うつ病』と診断されることになります。
どうでしょうか。こう考えると少し身近に感じませんか?
そして、持ち直せたり、気力が湧いてくるかどうかも根性論ではどうにもならないような気がしてきませんか?
ひとまず私なら、『とにかくそっとしといて。休ませて。一旦考えさせて。』となりそうです。
テーマにあった『うつは甘え』。確かに、見る人から見たらそうなのかもしれません。
でも、どうして甘えちゃいけないのでしょうか。
確かに結果は失敗だったかもしれない。満足いく結果じゃなかったかもしれない。でも、自分なりに考えて向き合って頑張ってみたから、疲れてたり落ち込んでいるんです。(そもそも手を抜いてて失敗したら、落ち込むんでしょうか…?)
頑張った分、自分を甘やかしてあげて、大切にしてあげることが抑うつ状態から早く抜け出せる方法だと思います。
甘えは自立の第一歩。私の先輩の言葉です。
これからも成長していくために、上手に甘えられるよう、私も練習していきたいなと思います。
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