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曖昧で不安定で宙ぶらりんで

こんにちは。あざらしです。

最近なんだか寝苦しくなってきました。
ふとんをかけると暑いし、
クーラーをつけるには寒いし。

長そでがいいのか半そでがいいのか(笑)
しかも夜中と明け方でも気温がちがうし。

もうわけわかりません(笑)

子どもたちも暑くてふとんをけり、
そのままおなか丸出しで朝をむかえることも…
(なるべく気をつけてはいますが)

…風邪、ひかないようにしたいですね…
(フラグ?(笑))


ところで、
少し前に凪良ゆうさんが今年の本屋大賞に
選ばれましたね。

おめでとうございます!

私はまだまだ凪良さんの本は
初心者なのですが、
透明感のある世界観がとても好きで。
わりと題材が重めなものでも読みやすくて。

大好きな作家さんの一人です。
流浪の月も、めちゃめちゃ素敵でした…!
(語彙力がない。)

[あ!以下、内容はそんなに触れないですが、
雰囲気すらまだ言わないでという方は
今日はここでおひらきです…]






その『流浪の月』を読んでいて、
すごく気になったというか、
目からうろこ。なことがありました。

それは、なんと名前をつけたらいいか
わからないような人間関係があること。

このひとは私にとって、家族?友達?恋人…?
なんなんだろう…?

でも、私のとても大切なひとで、
癒しをもらえるひとで、
誰よりもお互いを必要としている。

それだけはわかっている。


私は今、妻で、母で、誰かの友達で。
その役割を意識して生きてる部分も結構あります。

『友達』なんて、子どもの頃は
たくさんいた方がいい。
作らなくちゃいけないと思っていました。
(まあ、今も昔も友達少ない私ですが(笑))

でもこんな風に名前がわからない関係も
あるんだなって思ったら、

なんだか肩の荷が降りた気がしたんです。

私には『友達』がいなくちゃいけないんじゃなくて、
どんな関係でもいいから、
名前なんてなくてもいいから、

一緒にいてお互いが満たされる相手がいればいいんだな。

なぁんだ。

そんな感じです。


こういうことって、他でもよくあって。

どっちを選んだらいいかわからない時とか。
正しい・間違いでものごとを見そうな時とか。

すぐに白黒ハッキリさせたくなりますよね。

でも、今すぐ決めないで少し保留にしたり、
名前をあえてつけないでいることも
いいかもしれません。

そりゃハッキリしてしまった方が
一時的には楽なんですけど、
(特に余裕がないときはこの思考が強くなります。
白黒思考、0か100か思考ともいう。
私もよくやってしまう(笑))

ハッキリさせようと行動することや、
白黒つけたことで
相手や自分が傷ついたり
あとから『違った!』って時に
選びなおせなかったりします。

まあ大抵のことは、
勇気を出せばやり直しきくんですが、
意地を張って
間違ったまま押し通してしまうとか…
そんな感じになりがちです。

かといって、何もわからない状態だと
不安が収まらず、頭もぐるぐるしがちなので、

選択肢やプランを
いくつか用意しておくことがおすすめです。

こうに違いない!(100%)

ではなく、

こうだと思う(80%)。
でもこんな可能性も(15%)こんな可能性も(5%)ある。

みたいな。


このひとは良いひと?悪いひと?

ではなく、

こんなところは信頼できるな。
こういうところはちょっと嫌かな。
でも、一緒にいると楽しい気持ちになるな。

とか。

(苦手なひとや怖いひととは
無理して距離をつめないでいいですよ。
自分を守るが最優先!)


答えを出さないことに
最初はやきもきするかもしれませんが、
慣れると自分の心に余裕がでてきます。

ひとを判断しないことは、
自分を判断しないことでもあるからです。

何が功を奏すか、
あとからでないとわからないこともあるし、
時間が解決してくれることもあります。


早いこと。優れていること。正しいこと。
そんな雰囲気に流されてしまいそうなことも
ありますが、
目の前の大切なものを見失わないように。

私は、宙ぶらりんなまま生きることを
怖がらないようにしたいなと
思います。





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