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「PdMはDJだ」 お客様からいただく機能要望とPdMがどう向き合っているか

こんにちは、株式会社Asobicaの小山と申します。
今回、広報担当から依頼を受けて「PdMはお客様からいただく機能要望とどう向き合うべきか」というテーマで筆を取ることになりました。ゾス。


自己紹介

1993年、東京生まれ。
キャリア1社目はアドテクのセールスからプロダクト企画を経験。その後、出向先の子会社ではtoCサービスのPMを経て、昨年Asobicaにジョイン。
横浜ベイスターズと麻雀、アザラシが好き🦭

Asobicaでの役割

Asobicaではロイヤル顧客プラットフォーム「coorum」のPdMをやっております。
事業戦略上必要な機能の策定や社内外から出る要望を精査し、要件を決め開発部と連携してプロダクトを作っています。

▼coorum POの山根の記事はこちらから

coorumのプロダクト開発について

手前味噌ですが、coorumには様々な機能があり導入いただいているお客様によって活用方法も様々です。
ユーザーコミュニティとしてマーケティング活動の一環において事業貢献につながるような機能や、その運営にかかる業務負荷を軽減するような機能が求められます。
一方でコミュニティを利用しているエンドユーザー目線では「こんな機能があったらもっと楽しくなる」といった声を投稿いただいたり、coorum導入企業様経由でお声をいただくことがあります。

また、コミュニティといってもその商品が好きなユーザーが集うものやSaaSプロダクトのポータルサイト、FAQサイトのようにクライアントによって様々な使われ方をしているため要望の角度もそれぞれです。
そんな中、開発の優先度を決定するのはなかなか至難の業であり個別の開発項目の影響を考慮しつつも、開発リソースも限られているため全体での優先度を絶対/相対で考えなければなりません。
そのためにはプロダクトだけではなく、優先度決定も含めた開発フローのアップデートも必要なので日々POのもと検討、遂行しています。

また、既存のお客様だけではなくセールスの商談に同行し課題のヒアリング、現行機能で解決できる/できない部分の整理をしたうえで開発に落とし込むことも多々あります。
とはいえ、すべての要望を叶えられるわけではないため、ヒアリングの際には背景のストーリーまで深ぼることを組織全体で意識するように心がけており、「どんな機能が欲しいか」よりも「どんな課題を解決したいのか」を重視しています。

ちなみに、直近半年でのリリース件数は大小合わせて100件を超えていますが、そのうち顧客要望が起点になったものは50件弱となっています。
※ 集計期間:2023/6~2023/12

PdMはDJだ

そんなこんなでプロダクト開発に携わっているわけですが、チーム(と言いつつ、小山だけかもしれない)で心掛けていることがあります。
それが見出しの通り、「PdMはDJだ」です。
(以前、セミナー後の交流会でとある会社のVPoPも唸らせたこのパンチラインはこの先もだいぶ擦っていきたい)

前提としてプロダクト開発は1つのチームでは成り立ちません。
要件定義〜実装/QA〜リリースまでにも様々な人間がそれぞれの役割を果たし、リリースしてからもアップデートや保守のために走り続けなければなりません。
得てしてPdMは調整役やなんでも屋と言われがちですが、これを少し変換すると我々PdMはDJだということです。
個人的な意見ではありますが、まずリリースまでに大きな部分を担う開発部はリスペクトすべき存在だと思っており、彼らというフロアを沸かすような機能開発をリードすることを目指しています。
(開発項目によっては要件定義の段階でも開発部と連携することもあり、PdM↔︎開発部でのMTGなどの雰囲気はPdMもとい、DJ冥利に尽きます)
上述の通り、リリースして「はい、終わり」ではないので、デリバリー後の導入企業様の成果証明、またプロダクトの性質上coorumで構築したコミュニティを利用していただくエンドユーザーもノらせることも忘れてはいけません。

そのためにはスキルセット以外にもクライアント(またその事業、業務)に対する解像度や、最新のトレンドや市場の動向など吸収しておくものはたくさんあります。とにかくディグらないと。
なかなかタフな仕事ではありますが、Asobicaのビジョンである「顧客中心の経営をスタンダードにする」の実現に向けてプロダクトからアプローチをするためエキサイティングな日々を送っています。

最後に Asobicaに興味を持っていただいた方へ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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