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スパイダーボーイお姉さん手コキ敗北記2
ガチャガチャガチャ
僕の手足を固い手錠が繋いでいる。
お姉さんのベッドと、その四隅の足にチェーンが取り付けられ、僕は身動きが取れない。
大の字に磔にされて、鎖を揺らすことと、顔を振り向かせることと、胴体を僅かにひねらせることしかできない。
「あらまぁっ、ヒーローくんったら素敵な格好になれまちたね〜っ。まるでっ、悪の組織に敗北してっ、捕まっちゃったみたいじゃないっ。…でも、本当はイかされて伸びて
スパイダーボーイお姉さん手コキ敗北記
僕は正義の少年ヒーロー、スパイダーボーイ。
赤と青のクモの巣柄のぴっちりスーツを着て、大都会を糸を使って駆け回り、悪党や犯罪者を捕まえて後は警察に託したり、たまに現れる僕みたいな超人相手に戦いを繰り広げる子供ヒーローだ。
普段は学校に通って友達もいるけれど、放課後はみんなと遊ぶことなく街のパトロールに明け暮れている。
コスチュームを纏って正体を隠すマスクを被ると、いつもは気弱で引っ込み思案な僕も、
炎舞華姫ダイナローズ
数年前、世界は変わった。
突如として現れた怪人と呼ばれる強化人間。
私利私欲のために略奪と殺戮を繰り返す彼らに対抗できる兵器は存在しなかった。
しかし、絶望する人々の救いを求める声に応えるように、同時に世界各地で正義の心に目覚め、怪人に対抗しうる力を持つ者たちも現れた。
それがヒーロー、ヒロイン、呼び方は様々だったが、彼ら彼女らは元は普通の人間で、ある日突然力に目覚めたという共通点があった。
そこ
スパイダーボーイ対3怪人
「くはぁあッ!!?」
僕、スパイダーボーイは人生最大のピンチを迎えていた。
「…ふふふ♡ あの少年ヒーローが惨めなものね」
そう言って、体に力の入らない僕の片足を背中から伸びるマシンアームで掴み、逆さ吊りにする白衣の女。
「うぅ、…は、離せぇ…」
「ダメよ、坊や? あなたは今から始まるパーティーのメインディッシュなんだから♡」
上下逆になった世界で、妖艶な笑みを浮かべて眼鏡越しに僕を嘲