写真_2020-01-05_16_41_11

人や世の中に価値を提供でき、そしてそれを自分でよろこべる人。そんな人と活動を共にしたい

2020年の生き方をゆっくり考えたいなと思い、1人で伊豆・下田の温泉旅館に来ています。のっけから脱線しますが、今日泊まっている旅館「蓮台寺温泉 清流荘」は、究極に良い旅館だから、全員来た方がいいです。

何がいいかって?

接客、ご飯、雰囲気、温泉、それぞれ素晴らしいのですが、圧倒的に評価したいのは、施設のスパにあるフィンランド式の「ケロサウナ」

これがヤバいくらい、最高すぎる…

写真 2020-01-05 16 29 08

写真 2020-01-05 16 29 17

おいおい、ここはフィンランドかよ…って錯覚するほどの、超本格的なサウナ。

ケロ材という、超高級木材100%で作られたログハウスに、サウナストーンがたっぷり乗った薪ストーブ。なんでこの旅館にこのサウナ? っていうくらい、フィンランドしまくっているサウナです。

ケロ(kelo)ログは古来から珍重されてきた立ち枯れのパイン材です。
パインの樹が立ったままの状態で立ち枯れ、葉や枝が落ちたあとも腐らず数百年と立ち続けた貴重なものです。
 ー 引用元:https://www.fin-bigbox.com/?cat=17

写真 2020-01-05 17 26 57

暗い室内では、ケロ材から香る木の匂いを楽しみながら、鳥の声と近くにある噴水の水の音、そして静かに燃える薪の音を聴きながら、ひたすら己の内側と向き合えます。

もちろん、フィンランド式サウナなので、ロウリュ(サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること)はセルフで。サウナストーンにむかって投げ入れる水が、サウナストーンに着水すると共に「バサン…! 」って音を立てて、一瞬で蒸気となり、サウナ湿の体感温度が一気に上昇します。

「ああ…最高だ…」

サウナ室にたったひとりだった僕は、そんな声を漏らしていました。

写真 2020-01-05 16 40 04

サウナ室を出て、目の前にある水シャワーで噴き出した汗を流す。

「くうううううううう…!!!」

秩父から車で4時間、たったひとりでやってきたこのサウナ。カップルや家族ばかりがいる旅館にひとりでチェックインして、それが寂しくなかったといえば嘘になります。

でも、そんな寂しさも全部吹っ飛ぶ、最高の瞬間が訪れました。

写真 2020-01-05 17 22 01

しばし休憩。外気7度の外で星や月を眺めながら、地球の重力に吸い込まれるほど体から全ての力が抜ける感覚になりました。

「来てよかった…」

心の底からそう思いましたね。

旅館でがっつり原稿書くぞ! って息巻いていたのですが、結局6セットくらいサウナに入ってしまい、1文字も書けずそのまま部屋で爆睡してしまいました。

先ほど起きてビールを飲みながら、仕事の原稿は1文字も書かず、このnoteを書いています。(現在午前3時)

伊豆・下田の清流荘。サウナは旅館内にあるスパに併設されているので、水着着用で男女一緒に入れます。最高のサウナ体験をカップルや家族やグループでシェアできる最強の旅館です。サウナーはぜひ。

飯もすげえうまいよ、ちなみに。


どんな人と時間を共にしたら、自分の人生は豊かになるか

ああ、なんか意識高いことを書こうと思ったんだけど、結局サウナのことだけで1,200文字まで来ちゃいました笑

まあ、何が言いたかったかというと、自分はどんな人と一緒に活動をしていくのが心地良いのかなあって考えた話です。

サウナの話が長かったので、サクッと書くと(本末転倒)、
人や世の中に価値を提供でき、そしてそれを自分でよろこべる人
と一緒に仕事や面白い活動をやっていきたいなって思いました。

自ら作った価値が人や社会のためになるのはもちろん、それが自分の喜びになるってことが大事ですね。「地域のために」「社会のために」それらは素晴らしい理念ですが、やっぱり自分にとって利益になる(モチベーションになる)ことでなければ続けられないので。

これはいいとか悪いとかじゃなくて、“僕がそういう人と一緒に活動したい”って思うだけなので、いろんな人がいてもいいと思います。

もう少し解像度を上げていくとこんな感じ。


“消費する人”ではなく“生産できる人”

例えば、ご飯をみんなで食べる会に毎回出席するけど、自分では何もやらない、って人じゃなくて、今度みんなが集まった時こんな料理を持って行ってみよう、みたいな創意工夫ができる人が楽しいなあって思います。


“ただ作る人”ではなく“人がよろこぶものを作る人”

例えば、自分ひとりでも満足できる作品を作るって人じゃなくて(別にこれはこれでいいことだし素敵だと思う、それでいいと思う)、相手がよろこぶ・相手を楽しませることを考えて物づくりをしよう!って思っている人。

究極言えば、自分ひとりだけ満足できる世界を作れはその人は幸せだと思うから全然良いのですが、僕が一緒にやりたいって思う人は、その価値が世の中のプラスになったり、誰かの喜びに繋がることがいいなって思います。

マスターベーションじゃつまらないよねって話です。(人前でマスターベーションするのはマナー違反だと思います)


“ルールに管理される人”ではなく“ルールを作れる人”

例えはいらないですね。こうしたらもっと面白くなるしみんなが楽しくなるよ!って考えられる人。

そうだ、箕輪さんが昨日書いていたこの記事を見て、そんなことを考えていました。そういう人たちと一緒に付き合っていければ2020年がいい年になりそうだなと。


そんなわけで、2020年もよろしくお願いします! これからサウナしきじに寄って秩父に帰ります。仕事始めのみなさん、頑張って!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?