見出し画像

詩『宝石』

あなたの宝石は輝いている?
「輝いているよ!」
「ほんとに?」
では、どんな宝石?

ピカピカで輝いている宝石
もろく今すぐにでも壊れそうな宝石
原石で磨いているとき
他の成分と結合している?

色はどんな色?
ルビーのような赤?
サファイアのような青?
エメラルドのような緑?
それともダイヤモンドかな?真珠かな?

世界の鉱山にはたくさんの種類の宝石が見つかっている
人にはそれぞれの宝石を持っている
「宝石なんてないよ」
「宝石なんてとっくの昔においてきた、捨てたよ」
「自分の宝石なんて」
「あの子の宝石と自分の宝石は違う」
本当にそうかな?
何も輝いているだけが宝石とは限らないよ?

「宝石の磨き方はどうすればいいの?」
磨き方どうこうではないんだよ
なにもしないで置いて見てごらん

もしあなたの宝石が何なのかわからなかったら
きらりと光るなにかを見てごらん
なにか惹かれる気がしない?
それがあなたの宝石だよ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?