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東京路地紀行 29 銀座で雷雨に遭う

1月13日(土)、所用で昼から有楽町へ。
15時過ぎに用事が終わり、外へ出ると来た時の晴天はどこかへ…

鉛色の重そうな雲に覆われています。そして空気も一段ひんやり冷たくなっています。昨晩の天気予報では、今日は午後から晴れ→曇り→雨→雪、というオールスターな天候の変わり方をするようなことを言っていましたが、当たりそう?
しかしながらこういうとき人間は楽観的な予測をしたがるもの。朝はあんなに天気が良かったんだし、まあ大丈夫だろうと銀ブラ開始。でも30分もすると雨が降り出しているではないですか。
地下道を進んで松屋銀座のところで地上へ出ます。雨は小降りになっていましたが、いつまた本降りになるのかわからないので、久しぶりの伊東屋訪問は諦めて丸ノ内線銀座駅へ戻ることにしました。
16時過ぎ、鉛色の雲に覆われた銀座4丁目の和光の雰囲気もいいですね。

歩行者天国を歩きはじめると、うす明るくなった空からいきなり雷鳴!!稲妻は見えなかったので近くはないのかもしれませんが、これはまずいぞと駅に向かって歩いていると、ふっと横道が。

何度か歩いている道だけど、この横道に気がついたのは初めて。どうしてこんなときに目に留まってしまうのだろう。。。銀座の路地、横丁。これはほっておく手はないと小雨降るなか、路地へ。

路地を抜けて反対側の通りに出て、今度は別の路地へ。雨が降る中、この物好きな奴!と思いつつ入ってきます。こちらには無粋は灰色をしたビルの外壁に張り付く無数の室外機と赤色がインパクトを与える鳥居とお稲荷様。

宝童稲荷と書いてあったかな。

いまは灰色の世界に染まっているけど、こんな場所にも昔の銀座が息づいているのだと感じたひと時でした。

この後、都心には雪が降ったとか。自宅に帰って温まり、外を見るとこちらでも雪が降っていました。センター試験の週末は雪になるジンクスは今年も生きているようで。

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