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東京路地紀行 26 番外編~大阪西成~

2023年(令和5年)11月初めの3連休を使って家族で大阪を訪れました。その最終日3日目の午後半日をあてて大阪市西成区の太子町、山王町あたりを散策しました。

大阪の地理には全く詳しくないし、訪れる予定地はお散歩ガイドにも出ているところではないので、まずはグーグルマップをみて町割りなどから面白そうな場所を特定。今回はあいりん地区にも近い西成にしました。

地下鉄御堂筋線に乗り、動物園前駅で下車。大通りを渡り、飛田本通り商店街のアーケードへ。
「飛田」といえば飛田新地。最後の遊郭とかなんとか言われていますが、今振り返ってみるとなるほどと感じたことですが、ほぼシャッターがおりているこの商店街を昼間の時間に歩いている人はほとんど若い男性数人連れでした。飛田新地が近いからなのか。
店舗がほとんど閉まっているのは、日曜昼過ぎだからか、やはり大阪でもスーパーなどの大規模店舗に押されているのか、それはわかりませんが、開いているのはほとんど呑み屋でした。

アーケードをはずれて脇道から裏の路地へ入ります。
そこは期待にたがわず、ディープな感じの路地が出現!庶民の息吹を感じます…大げさ(^-^;

トタンの外壁が渋い

アーケードへ戻り、今度は反対側の路地へ。こちらは方角でいうと南北にのびるアーケードに対して西側。ちょうど釜ヶ崎に近いほうです。ここはまた雰囲気が変わり、簡易旅館と思われる建物が数棟。そしてこれも特徴的だと思ったのが、自転車がたくさん駐められていました。起伏の少ない大阪ならでしょうか、移動手段に欠かせないのですね。このあと自転車をゆっくりこいでいるおじさんたちに何度も遭いました。ちなみに東京山谷(台東区清川、日本堤)でもやはり自転車を移動手段としてゆっくりこぐおじさんたちを多く見かけました。

猫がお出迎え?
道路の両側にたくさんの自転車

そんな簡易旅館街の路地を辿っていくとなんとも渋く、香ばしい昭和の香りがしてきそうな一角に迷い込めました。

さらにこんな場所が。かつての線路跡のようです。

地図を見ていて気になったSUPER玉出。
SNSでのフォロワーの方が投稿していた「SUPER玉出」の派手な看板。実物を見たいと思っていたので、実物にあえて嬉しかった!「SUPER」と書かれていてもパチンコ屋にしか思えませんね。

どうしてもパチンコ店に見えてしまうんだけど…(;'∀')

動物園前駅から飛田新地近くにかけては縦横にアーケード街が広がっていて、いくつかの商店街がつながるようにして続いています。

商店街のアーケードを抜けてSUPER玉出まで。ここへたどり着くまででもいろいろと発見がありました。


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