上記は、建築士、設計事務所の法律「建築士法」の業務のルールを定めた条文の抜粋です。
報酬を得て、「設計」業務を行う場合、建築士事務所としての登録を行わなければなりません。
また、建築士事務所には一級建築士、二級建築士、木造建築士、いずれかの資格を有する建築士が、管理建築士として所属しなければなりません。
なぜか?
建築は人の生活を守るものですが、設計や工事を一つ間違えれば、その守るべき人の「命」を奪ってしまうものになってしまう可能性があるからです。
そのため建築の専門過程を学び、建築士試験に合格し、建築士免許を所持(=建築の設計に関する技術・技能を持つ者)する者のみが
国から許可を受けて、建築の設計に関する「独占業務」を行うことが認められています。
※「独占業務」:上記の「設計」「工事監理」その他業務として「指導監督、調査、鑑定、インスペクション 」などです。
アズーロデザインスタジオでは、僕が建築士資格を所持し、管理建築士として建築士事務所の許可を得て業務を行っています。
そしてこの「建築士」免許には、3年に一度の更新制度があります。(建築士事務所で勤務する建築士に限る)
僕は、今年度がその更新年になり、8月初旬に更新講習を受講してきました。
(「建築士定期講習」といいます。)
朝から夕方まで講習を受けて、最後に修了考査を受けるという、なかなかハードなスケジュール。
7月末に前期授業が終わったタイミングで受講したのは、少しでも落ち着いたタイミングで受講しました。
その日は仕事は手につきませんし、終了考査に合格できなければ、更新講習をもう一度受講することになるからです。
講習は時間が長く大変ではありますが、法改正、最新の建築業界のトレンド、最新技術など、講習内容は非常に役立つ情報ばかり。
結果出ていませんが、おそらく大丈夫だと思います(笑)