大物芸能人から言われた”一言”(4)

~ 概要 ~

私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。

前回までのあらすじ

PPR会社に勤める私が、ある企業(クライアント)の記者発表会へ、日本を代表する俳優に出演いただくため、芸能事務所に訪れ、マネージャーに想いを伝えた結果、ありがたくも、ご出演いただけることとなった。
また、私は、大事な時、大事な相手とお会いするときには、必ず、「お手土産」を持参する。そこに、仲間、友達になる心構えがある。結果、私は、マネージャーと友達になった。
世の中の物事には、道理がある。
ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただくに至るまでにも、契機となる道筋があった。
その一つ契機が、ジョギングである。そして、ジョギング中に考えていた新たな仕組み「電力構想」も契機の一つとなる。

電力構想

「電力構想」とは、2016年夏から秋にかけて、私が考えたプロジェクトである。これは、ふるさと納税の仕組みを、「電力」に置き換えるというものだ。
つまり、電力の料金の一部を、自分が指定した自治体に収めることができ、その代わりとして、自治体から特産物が贈られてくる仕組みである。この仕組みを私は、「ふるさと電力プラン」と名付けた。
また、この時期、電力、ガス、通信費のまとめを行うことが始まりだした時期でもあり、ふるさと電力プランと電力、ガス、通信費のまとめ払いを融合させることで、生活者へのメリットを生むとともに、このような生活者のためにもなり、地方活性化にも繋がる施策を国が行う(推進する)ことが大事と考えた。また、国民から国に対する支持も上がると考えた。
この「ふるさと電力プラン」を販売するには、どの企業と手を取り合うことが良いのかが悩んだ。電鉄会社、通信会社、電力会社・・・など、判断が難しかった。
しかし、「ふるさと電力プラン」で最もキーとなるのが、当初から「国」であると考えていた。
電力は、政治と利権に深くかかわっており、国営事業と言えるものだから。
そのため、「国」の支持なく、「ふるさと電力プラン」の実施と成功は難しいと考えていた。
そこで、私は、国の上層部との繋がりを持っている人物がいないかと、毎日考え続けていた。また、「ふるさと電力プラン」を考えるに至った時から、私の頭の中には、国と繋がっている、しかも、総理大臣と繋がっている人物の存在が思い浮かんでおり、この話をしたら、必ず、力になってくれる。電力担当を紹介してくれるという確信があった。
しかし、何ということか、、このタイミングで、もう一人の国とのパイプを持つ、有力者と出会うこととなった。つまり、国のトップと繋がりを持つ、二人の有力者との「縁」が出来たのであった。

次回に続く・・・

<余談>

私が中学の時に、祖母から、
「頼むから、会社で嫌な上司がいても、バットで殴るんじゃないよ。その時は、辞めるが勝ちだから」
と言われたことが、印象的で、今でも、祖母の言葉を思い出すことが多い。
生涯を通じて、忘れない言葉。影響を受けた言葉というものがあることを、年を取ると実感するものだと思った。
中学時代の私は、今思うと、本当にヤバい人間だったと思う。
親になってわかることがあるというが、私の両親は、中学の時の私と普通に接し、そして、立派とまでは言わないが、道から外れることなく育ててくれたことは、本当にすごいと思う。そして、そんな両親へ、尊敬と深い愛しかない。

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